2017年7月1日 第157号  前 目次 次
NHK技研公開2017

写真1 技研公開2017入口平成29年5月26日(金)、28日(日)東京都世田谷区砧にありますNHK放送技術研究所、技研公開を今年も見学して来ました。(写真1)
 71回目を迎える今年のテーマはビックデータ解析などのAI技術を活用した番組制作やテレビとインターネットをつなぐIoT連携などの取り組み、4K・8Kフルスペックスーパーハイビジョン、最新の放送技術を支える次世代デバイス、2020年の実用化をターゲットにした研究開発など各展示ブースは賑わいをみせていました。

写真2 AI技術写真3 IoT連携

写真4 濱住さん今年度の特ラ機構 技術賞 奨励賞に輝いた 「OFDM方式デジタルラジオマイク」開発グループリーダー濱住さん(写真4)には会場内を技術解説付きでご案内頂き大変理解が深まりました。

写真5 8Kスーパーハイビジョン写真6 22.2マルチチャンネル ワンポイントマイクロフォン

写真7 超指向性ガンマイク今回印象に残ったポイントは8Kスーパーハイビジョン(写真5)のフレームレート周波数120Hzの鮮明な映像とやはり音響の方からは22.2マルチチャンネルワンポイントマイクロフォン(写真6)とそのプロセッサーです。
 超指向性のガンマイクロフォン(写真7)やラインアレースピーカー(写真8)による3次元音響再生の位相特性が従来に増して良くなっていると感じました。
 車と放送(写真9)、通信やその他システムとの融合はこれからの社会にとって大変重要な要素になると感じました。

写真8 ラインアレイスピーカー写真6 車と放送
(甲田乃次)


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