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 第10回 技 術 委 員 会 報 告


  
日 時: 平成18年4月12日(水)15:00〜17:30
場 所: 特定ラジオマイク利用者連盟 事務局
出席者: 八幡泰彦(理事長)、田中章夫(専務理事)、宮前真二(タムラ)、小川一朗(ソニー)、北出和夫(ティー・ピー・オー)、橋本喜代志(S.C.アライアンス)、 古澤 誠(NTS)、朴 明八(サークル)、オブザーバー宮本 宰(ヒビノ)、 オブザーバー藤井修三(MSI)、吉田英明(事務局)。
欠席者: 飯田幹夫(技術委員長)、谷口尚平(松下)、橋本 勉(キャット)、田村 進(日伸音波)。
議 題(司会・進行は田中専務理事)
議事に先立って、技術委員の交代があり、(株)タムラ製作所の市川良夫氏から宮前真二氏に代わることの紹介があった。また、オブザーバーとして藤井修三氏の紹介があった。
報 告 事 項
事務局の要員体制として、事務局職員並びに役員の主たる業務について報告があった。
平成18年通常総会について、概要報告があった。
審 議 事 項
1.イヤー・モニターは何故普及しないか?
 八幡理事長より、過去5年間のイヤー・モニター(以下IEM)累計数の推移から、普及数は頭打ちの傾向が見られるとの指摘があった。これに対しオブザーバー両氏からは、国内規格のIEMは伝送サービスエリアやチャンネルプランにおいて制限があるため本数が伸びないのであり、その点、海外で使用されているイヤモニは動作が安定している、との報告があった。一方、古澤委員から、現在は放送スタジオでのIEM使用頻度は少ないが、将来それが増えた場合ワイヤレスマイクとの運用調整が難しくなる。そのためワイヤレスマイクの800MHz帯と違う周波数帯が望ましい、との意見があった。
 今後は、IEM運用者からの意見にとどまらず、アーティスト等からの意見も聞きながら、更なる普及を目指して、国内外のIEM稼動実態および制度の調査を行っていくこととなった。
2.報道資料に対して
 総務省の報道資料『「電波の有効利用のための技術的条件」についての情報通信審議会への諮問 及び VHF/UHF帯に導入を計画又は想定している具体的システムの提案募集』に対しては、関係するところの意見も聞き提出するかどうかを含め詰める事となった。
3.二次電池について
 一次および二次電池について、現場での使い勝手や省資源の点から検討した。二次電池については橋本委員を中心に、メーカー調査などを行い問題点の整理をすることにした。
4.その他
 技術委員会に吉田(事務局)副委員長を置くこととした。
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