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前回から諸般の事情により、1年おいての開催となった。今回は放送局との懇談会に入る前に関西地区の代表の人たちと懇談する予定にしていたが、当日業務多忙で参加が不可能となり中止した。次回には是非、近畿地区の皆さんと意見交換したい。 15:00から大野事務局長の司会で、理事長の挨拶にはじまり、参加者全員の自己紹介を終えて、第1部の「日常運用調整連絡業務」の基本的な流れを木村事務局員が解説、情報処理迅速化のため、情報は早めに、そして住所は正確に、担当者名や携帯電話番号、催事名等を記入して欲しい、と理解と協力を要請した。 続いて、飯田技術委員長が「A型ラジオマイクのデジタル化の現状」と題して話した。 |
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・デジタル化の検討を行ったことには、放送業務、音響関係業務等における周辺機器やイ ンターフェースのデジタル化が進み、整合性の必要から、ということもあります。 また、送受信機の入出力がAES/EBU等によるデジ・デジの受け渡しが出来、A/Dコンバータが省略出来ること、これにより素材の劣化(S/N、遅延時間)が防げるということも一つです。 高品質伝送の要求に応え得るように、ということも検討に含まれます。 さらにメーカー側からは、現行のFM方式での性能改善は限界にきており、これには電池の消耗問題、部品の改善・確保がむつかしくなっていることなどもあります。 ・ ARIB(電波産業界)における実験経過を簡単にご説明します。
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第2部 17:10 田中専務理事の司会で、まず「FPU・ラジオマイク運用連絡懇談会」の位置付けについて資料にもとづき説明、お互いに共有する周波数帯を有効活用することを再確認し、今後とも譲り合いの精神で対応していくことの理解を求めた。 次に、前回の懇談会での問題提示に対して、特ラ連の現状報告として、日常の運用調整業務の24時間対応に向けて、緯度経度方式などのシステム開発進めていることの説明をした。また、現在はFAXで受けつけているがメールでもシステム的には出来るがプライバシー、ウィールス対策などを充分考えてから実用化したいと報告した。 今回も地域に密着した放送局の現状認識を深めるため、アンケートを実施させてもらい、そのデータを基にざっくばらんに意見交換した。
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第3部 18:10 懇親会はNHK放送会館15階の食堂で実施した。 八幡理事長の懇談会が成功裏に終わったことへの感謝の挨拶のあと、在近畿中継責任者会議幹事局・読売テレビ野村技術局次長から労いの挨拶があり、乾杯の音頭は特ラ連会員潟Eィルの竹内氏の発声で和やかな歓談になった。 中締めはNHK木寺技術部長にお願いして、次回も忌憚のない意見交換の場を持つことを確認して散会した。 残念なのは近畿地区の会員の皆さんが多忙なため参加が1社にとどまったことです。次回にはスケジュールをさらに早めて、多くの参加に期待したいと思います。 今後も放送局と特ラ連の会員がお互いの立場を尊重し、譲り合いの精神で限られた電波資源を有効に活用していきたいと思います。 最後になりましたが、今回は「在近畿中継責任者会議」幹事局の読売テレビ野村技術局次長、及び今回もお世話になりました、NHK木寺技術部長、NTS関西支社門林次長に紙上を借りて御礼申し上げます。 まとめ 田中章夫 |
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