6月1日は「電波の日」です。昭和25年に電波法と放送法などが施行され、電波の利用が広く国民に開放されたことを記念して制定されました。電波の利用に関する知識の普及と向上、そして発展を目的に、全国各地で記念式典が実施されました。

平成29年度　電波の日・情報通信月間　記念中央式典

　平成29年6月1日、総務省と情報通信月間推進協議会が主催する「平成29年度　電波の日・情報通信月間　記念中央式典」が帝国ホテル（東京都千代田区）にて開催されました。この式典と祝賀会に、当機構事務局の2名（木村、松崎）が参加（先行して行われた情通月間推進協議会総会から事務局の武藤も参加）。総務大臣表彰、情報通信月間推進協議会会長表彰として、教育関係者や放送局関係、関連団体など、あわせて18の個人や団体が表彰されました。また、この中央式典では、総務省が共催・後援するデジタルコンテンツに関するコンテストなどにおいて、特に優れた作品を制作した方々に「総務大臣奨励賞」が授与されるのも特徴です。
　式典を通して、「テレワーク」（情報通信機器等を活用して、時間や場所の制約を受けずに柔軟に働くことができる形態）がキーポイントとなっていたようで、来賓の挨拶や受賞理由にも多く出てきたのが印象的でした。

平成29年度　電波の日・情報通信月間記念式典

　平成29年6月1日、総務省関東総合通信局と関東情報通信協力会が主催する「平成29年度　電波の日・情報通信月間記念式典」がホテルグランドパレス（東京都千代田区）にて開催されました。この式典には、当機構事務局の3名（田中、渡邉、石川）が参加。関東総合通信局長表彰、関東情報通信協力会長表彰として、関連団体や警察関係者など14の個人や団体が表彰されました。
　『「電波の日」関東総合通信局長表彰』の個人表彰の1人として、当機構の田中章夫理事長（当時）も表彰されました。表彰理由は、多年にわたり当機構理事長を務め、運用調整により特定ラジオマイクの円滑な利用を可能とするなど、地域の電波利用環境の整備と文化の振興に多大な貢献をした、というものでした。
　式典後、アンドロイドの研究で世界的に有名な石黒浩さん（大阪大学基礎工学研究科教授）による記念講演会を開催。人間とロボットの関係について、最新の情報と将来の展望が語られました。