日 時: | 平成28年11月21日 15:00~17:00 | |
場 所: | 大阪・天満橋「おおさかマーチャンダイズ・マートビル(OMM)」 2階 203会議室 | |
参加者: | 30名 在近畿広域圏放送局13社 19名 総務省 近畿総合通信局 2名 特定ラジオマイク運用調整機構会員 4名 特定ラジオマイク運用調整機構事務局 5名 田中章夫 理事長 渡邉邦男 専務理事 木村和子 事務局長(総務部長兼務) 武藤一郎 ソフトグループ・リーダー 下地恵子 アシスタント |
「近畿広域圏FPU・ラジオマイク運用連絡懇談会」は16年前から隔年で開催しており、今回が8回目、平成26年4月に(一社)特定ラジオマイク運用調整機構になり、2回目の運用連絡懇談会となりました。
木村事務局長の開会の辞に始まり、会長挨拶は、会長が病気療養中欠席ため、田中理事長が代行して、「新周波数帯への移行も着実に進行していく中、運用・調整業務を再確認して、「最新技術情報」として「協議会事務局の一体化」について意見交換したい」との挨拶がありました。その後、参加者全員の自己紹介があり本題に入りました。
田中理事長から、配布資料に基づき、「特定ラジオマイク利用者連盟」が設立された経緯や、「懇談会の意義」の説明がありました。
特定ラジオマイクの周波数をFPUと共用することになり、混信・障害を未然に防止するため、音響事業者は、設立時の「特ラ連」の会員となり、「日本放送協会」、「(社)日本民間放送連盟」の3者の構成により「FPU・ラジオマイク運用連絡協議会を設立、規約を締結、さらに下部組織として「地区協議会」を置き、規約を定めて「運用協定」を結ぶことで、平成2年7月共用波が運用開始されました。
そして、(一社)特定ラジオマイク運用調整機構 となった現在も、「各放送局」の現場でご活躍されている方々と、「当機構会員」の現場で活躍される方々が、意見情報交換の場として「協議会」の目的の理解を深め、運用調整連絡の円滑化を願うことが「当機構」の大事な使命と位置づけています。
また、最近の「運用連絡調整状況」に加えて、「新周波数帯の運用連絡票」の書き込み方のお願いをしました。
「最新の技術情報」としては、特ラ機構の25年の歴史を踏まえて、「特ラ機構」の考えている構想について、強制するという事ではなく、今後、「音響事業者」と「放送事業者」そして「エリア放送の皆様」と共に楽しい現場として活躍できる「協議会※の事務局一元化」を構築したいとの思いを話されました。
※:協議会とは「TVホワイトスペース等利用システム運用調整協議会」
「日頃から通信行政にご協力を頂きありがとうございます。
音響会員の皆様には「特ラ機構の加入証明書」により免許しておりますが、この懇談会に出席して、具体的な調整業務の実態をお聞きして、大変有意義でした。
現行周波数は平成30年度末で運用できなくなりますので是非、早い移行をお願いいたします。
また、12月か、再免許の受付も始まります、再免なさる方は忘れずに申請をお願いいたします。
特定ラジオマイク運用調整機構の会員様をはじめ、皆様の益々のご発展を願ております。ありがとうございました。」とのお言葉をいただきました。
20階の東天紅に懇親会場を移し、今期幹事局の読売テレビ放送(株)技術局 局次長兼報道技術推進部 中島良隆部長様のご挨拶と、(株)ユー・エス・ジェー 岩本 貴博様のご発声による乾杯で賑やかな懇親会となりました。