2017年1月1日 第154号  前 目次 次
最新の運用連絡と調整

最新の運用連絡・調整総件数(現行と新周波数帯)

Ⅰ 各年度月別総連絡・調整件数 

16.12.05.現在.

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 月平均
24年度 16,962 17,349 17,241 18,505 17,587 22,472 21,945 20,251 20,702 15,721 18,947 19,929 227,611 18,968
25年度 18,692 20,724 18,619 19,034 19,591 23,545 26,458 35,978 26,087 19,180 22,080 23,610 273,598 22,800
26年度 22,117 22,048 21,117 22,575 23,028 28,445 35,228 30,007 27,148 20,058 28,165 27,365 305,301 25,442
27年度 25,820 26,057 24,741 26,402 26,310 30,586 35,837 32,149 26,878 22,670 23,948 28,412 329,810 27,484
28年度 25,906 26,434 29,533 30,042 33,798 31,895 35,280 30,482            



新周波数帯の総連絡・調整件数

◇各年度各月別総連絡数
16.12.05.現在.
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 月平均
26年度             2,858 2,730 2,825 2,501 2,880 5,366 19,160 3,193
27年度 6,412 6,913 7,797 8,969 10,260 11,271 14,135 12,704 11,130 11,499 13,329 18,092 132,511 11,043
28年度 19,161 20,485 24,364 25,677 29,417 27,646 31,100 27,358
29年度

現行周波数帯の総連絡・調整件数

◇各年度月別総連絡数
16.12.05.現在.
  4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 月平均
24年度 16,962 17,349 17,241 18,505 17,587 22,472 21,945 20,251 20,702 15,721 18,947 19,929 227,611 18,968
25年度 18,692 20,724 18,619 19,034 19,591 23,545 26,458 35,978 26,087 19,180 22,080 23,610 273,598 22,800
26年度 22,117 22,048 22,117 22,575 23,028 28,445 32,370 27,277 24,323 17,557 23,285 21,999 286,141 23,845
27年度 19,408 19,144 16,944 17,433 16,050 19,315 21,702 19,445 15,748 11,171 10,619 10,320 197,299 16,442
28年度 6,745 5,949 5,169 4,365 4,381 4,249 4,180 3,124
29年度

◇当期(16年10月から16年11月)と前期(15年10月から15年11月)の
運用連絡・調整業務の比較
(1)現行周波数帯と新周波数帯の運用連絡・調整総件数は
現行周波数帯の運用連絡・調整総件数は前期に比して20,564件の減
新周波数帯の運用連絡・調整総件数は前期に比して31,619件の増
(2)総連絡と総調整の比率は
前年期は総連絡件数の1.9倍が総調整件数で当期は総調整件数の1.2倍が総連絡件数となった

Ⅱ.特定ラジオマイクが運用された主なイベント (平成28年10月~11月)

イベント名 日程 施設 運用
社数
ブ-ス数 マイク・イヤモニ
アナログ
2・4帯
デジタル
1-4
TVWS 711-714 1.2GHz
TOKYO PACK 2016   10/4 10/7 東京ビッグサイト 7 9 8 4 2 5 12 31
CEATEC JAPAN 2016 10/4 10/7 幕張メッセ 16 19 26   39 6 13 84
国際福祉機器展H.C.R 2016 10/12 10/14 東京ビッグサイト 9 13 1   31 1 4 37
2016 楽器フェア   11/4 11/6 東京ビッグサイト 4 5 4   18
E8
  12 42
Inter BEE 2016 11/16 11/18 幕張メッセ 22 24 6   39 14 60 119
日本国際工作機械見本市   11/17 11/22 東京ビッグサイト 9 16 8   9 4 19 40
運用局数20局以上を表記 ※周波数配分イベント    表1

  2016年10月から11月の2ヶ月間に、首都圏の主な施設で特定ラジオマイクが運用されたものは43催事(ツアー除く)。昨年は37催事でしたので、この期間の特定ラジオマイクを運用するイベント件数は増加しました。
 以下、チャンネルプランを作成したイベントについてご報告致します。

イベント状況とチャンネルプラン

「CEATEC JAPAN」
チャンネルプラン:甲田
 TVWS帯、ならびに711-714MHz、RM専用帯の計18局のデジタルからプラン検討をはじめました。内訳は村田製作所、富士通の8局、ロームの8局と専用帯2局です。
 デジタルOKの44ch、48chに振り分けてから3次高調波の干渉を検討に加えて、低い方のアナログのみ可能なTVchにその他のアナログ周波数を組み込みました。
「国際福祉機器展」 
チャンネルプラン:甲田
 HONDA8局とMAZDAが同じホール6の隣接するブースでのアナログで、TV13,14chのみ運用可能な送信機の積込み完了情報を得たので、低い方の周波数から検討しました。
 ホール1、ゼンハイザーD9000デジタル4局は、ホール6のアナログと被らない周波数を選択しました。
「Inter BEE」 
チャンネルプラン:甲田
  展示会等での運用に関わる事の少ないメーカーからの運用連絡が遅かったので、周波数プランを検討するためのタイムスケジュールがタイトになりました。TVWS帯利用の傾向として、49chから53ch、RM専用帯に掛かる型式のものが多く集中しました。1.2GHz帯では60局の運用があり、急遽追加されたInterBEEフォーラムでの使用4局への対応はタムラ製作所OFDM方式のガードバンドにあたる周波数を活用しました。
 実際の状況は配付資料により説明を受けた。

Ⅲ.干渉について

会  員 : 株式会社ライブラゲージ
催 事 名 : ボジョレーヌーボー解禁イベント
日  時 : 平成28年11月16日深夜~17日未明
場  所 : 渋谷DAIA(東京都渋谷区道玄坂)
運用内容 : デジタル特定ラジオマイク 8局
運用周波数帯 : 特定ラジオマイク専用帯(711~714MHz)
1.混信・障害の状況
上記イベントにおいて、当初は問題なく運用していたところ17日0時頃から、うち1波に障害が発生。音声の上に重なるかたちで「プツプツ」とノイズが混入する状態となった。受信機では、アンテナダイバーシティの表示「A」と「B」が高速で切り替わる状態となっていた。最初は1波だけの障害であったが、徐々に他の運用チャンネルにも波及。最終的には8波すべてに同じ障害が発生した。同運用場所はチャンネルリストに掲載のない施設であったことからTVホワイトスペース帯に逃げることもできず、最終的には有線マイクにて対応した。障害は本番終了後まで続いたが、イベント入場者の大部分が会場から退出した頃になって止まったのを確認した。
2.周辺の運用状況
 当日の運用連絡状況を確認したところ、障害発生時、近接にて特定ラジオマイクを運用する他の移動会員・放送局はなかった。また、近接固定会員についても距離的・時間的に本障害の原因と考えることは難しく、その原因は不明である。
3.今後の対応
 活発な意見交換があり、更に詳細情報を聞きとって状況を詰めることにした。



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