今年は長年の願いでありました、組織体制を「特定ラジオマイク利用者連盟」から「一般社団法人 特定ラジオマイク運用調整機構」になり、始めての年を迎える事になりました。
この法人化に当たっては、「特ラ連」時代の諸先輩、会員皆様を始め関係する皆様方のお力を頂き実現出来たものと心より感謝しております。
今年も引き続き「周波数移行」に伴う、諸問題の対応に追われる事になると思われますが、従来から積み重ねてきた、実績と経験を基本に全体状況を的確に捉えて、皆様のお力もいただき、時間が掛かっても一つ一つ改善して行くと共に、更なる先を見据えて「体制」の検証もしていきたいと考えています。
今年も色々ご迷惑をおかけしますが、お力添えをよろしくお願いします。
皆様にとって、新しい年が益々のご発展に繋がりますよう心から願っております。
2015 年のお正月、明けましておめでとうございます。年月の過ぎる早さはまさに、矢の如しです。
当機構にとって周波数移行問題が発生してから、早くも四回目の新年を迎えることになりましたが、今年はこの問題について種々の結果が出る年になりそうです。
年頭に当たり私が担当させていただいている企画委員会、技術賞委員会に関して、いくつかの抱負とお願いを記させていただきます。
◎ 技術賞のなお一層の充実
今年で15 回目を迎える特ラ機構技術賞についてですが、残念ながら応募数がのび悩んでいます。私ごとではありますが、私も若いころ某協会の技術賞を受賞したことがあります。その時の喜びとそれに伴う重い責任は今でも鮮明に記憶に残っています。
日頃制作の現場で苦労している若い技術者の方々のためにも振るってご応募くださいますようお願い申し上げます。
◎ 昨年から始まった八幡賞について
これはもちろん八幡会長の永年にわたる舞台音響効果と特ラ機構に対する功績を顕彰したものですが、この賞を末永くより充実したものにするためには、皆様方のあたたかい気持ちとご協力が絶対に必要と考えています。
昨年は待望の一般社団法人化となりましたが、まだまだ会長、理事長のご苦労は続くと思います。
どうぞ会員の皆様方のお力添えをお願いしたいと思います。
謹んで新年の御挨拶を申し上げます。昨年は大変お世話になりました。
「特定ラジオマイク利用者連盟」は法人化に伴い「一般社団法人特定ラジオマイク運用調整機構」となりました。法人化は設立以来の目標であったと聞き及びます。
会長、理事長、理事の方々、事務局、スタッフ皆様の長年の並々ならぬ御努力の賜物です。
これからは、電波行政への発言力が高まるとともに、社会的な責任も重くなってきます。本年は新たな周波数帯での運用が活発になってくるものと思はれますが、旧来のA 帯を使用されている方も、まだ大勢いらっしゃいます。限りある電波の有効利用のため、特ラ機構会員皆様の運用調整に対する御理解、御協力は必須のものです。
本年も賛助会員の一員として、甚だ微力ではありますが、賛助会員各社のご協力を得て、会員の皆様のお役に立てるよう精励する所存です。
皆様の一層のご健勝を祈念しながら年頭のご挨拶と致します。
新年あけましておめでとうございます。
特ラ機構として迎える初めてのお正月、いかがお過ごしでしょうか。
昨年は、700MHz 利用推進協会及び日本舞台音響家協会との共催で、新周波数対応特定ラジオマイクのテスト会を全国十一カ所で開催しました。また、公立館の技術者を対象とする、文化庁及び全国公立文化施設協会主催の技術職員研修会でも周波数移行の講座を行いました。
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http://www.zenkoubun.jp/afca/z_gijutu2014.pdf)研修会報告書
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http://www.zenkoubun.jp/afca/gizyutsu_kensyukai_movie.html)研修会映像
特ラ機構では現行A型と新周波数帯域の双方において、ユーザーにストレスを掛けない運用調整の手法を構築中です。ご存じのように、現行A型ではLTE との共用があり、新周波数帯では地デジやエリア放送等との共存を余儀なくされています。事務局の仕事量が増える中、ユーザーの負担料を軽減し、安定した運用調整業務を行うため、TV ホワイトスペース等利用システム運用調整連絡協議会や放送事業者をはじめとする他の利用機関との更なる連携・連合を行い、諸問題解決に向けて更なる努力を続けていく所存です。
「功績賞」は、昨年度から“特ラ機構「技術賞」”と名を改め、一般部門(舞台・イベント、TV・映画、その他)に学生部門を加えた四つのジャンルで募集をしています。各ジャンルから技術賞を選定し、受賞したものの中からグランプリとして「八幡賞」が1件選ばれます。
2014 年1月1日から2015 年3月31 日までの期間で、特定ラジオマイクを効果的に使用した作品や技術的貢献をした方を対象にしています。豪華な副賞もありますので自薦他薦を問わずご応募いただければ幸いです。
最後に、2015 年が会員の皆様にとって素晴らしい年でありますよう心からお祈り申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。
今年もよろしくお願い致します。
昨年は新たなる運用連絡用の統合サーバーが動き出し、夏ごろからは機器テストが盛んになり 徐々に会員社の方々からの周波数移行を済ませた新周波数帯での本番運用連絡も増え 秋には従来の2帯、4帯の連絡も増えたことから、特定ラジオマイクはすべての制作現場ではなくてはならない重要な存在であることが改めて確認できた年でした。
今年度の早春には周波数共用が本格的にスタートし、移行措置に於ける対応もピークを迎えることと思いますが、同時に周波数環境を守る大事さを見据え 現場への目配り、気配りを心掛けたいと思っております。