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 平成19年3月1日(木) 午後3時00分〜5時50分/NHK青山荘 銀杏の間
 出席者数22名(総務省、放送局、会員、特ラ連理事、事務局)
 
 第7回目の懇談会開催の呼びかけにNHK、民放連(都合により欠席)、在京民放5社に今回も来賓として、総務省関東総合通信局から中村透様の参加を得た。
 初めて参加される人もあり、この会議の意義を再確認し。FPUとラジオマイクの運用連絡要領について「特ラ連」・「NHK」・「関東広域圏在京民放5社」の3者で確認し、今後とも信頼関係を基本に、お互いに協力しあっていく事となった。
 最新の技術情報では、「FPUとデジタルA型ラジオマイクの関係」で飯田技術委員長より講演があった。地デジに伴う、空き周波数帯有効利用作業班の方針まで触れられて、ホットな話題提供をした。
 アンケートではラジオマイクデジタル化をまえに、各担当者の赤裸々なご意見を伺い、特ラ連もこれらの内容を参考にして今後につなげていきたい。
 閉会に当たり、来賓の中村様より示唆に富んだ言葉をいただきました。

   
1. 懇談会は田中専務理事の開会の辞があり、本題に入った。
2. 八幡理事長より挨拶
3. 参加者の自己紹介
4. 特ラ連より
(1) 懇談会の意義
 前回とほぼ同じ配布資料により、特定ラジオマイク(A型)とFPUとで同じ周波数帯域を共用する為に必要不可欠の会であることの理解と協力を求めた。
(2) チャンネルプラン基準と最近の運用連絡の実情等
 前回とほぼ同じ配布資料により、チャンネルプランの実体、放送局からの連絡と調整依頼について実態に即した説明と年間運用連絡・調整数の報告等を行い、特ラ連の実業務対応の理解を求めた。
(3) 最新の技術情報「FPUとデジタルA型ラジオマイクの関係」 飯田技術委員長
 配付資料により、800MHz帯OFDMの現状説明。A型・B型ラジオマイクのデジタル化の動き。FPUとラジオマイクの干渉妨害。周波数帯の動きでは、V/U帯電波有効利用作業班から、710MHz〜722MHzと722MHz〜770MHzはITSと次世代携帯電話で運用される方針が打ち出されるのではないかと思われる。等の解説を受けた。
 質問として、B型ラジオマイクのデジタル化後、アナログのB型はどうなるかとの問には、免許のないこともあって、混在して残る事になる。
5. 放送局との意見交換
(1) 広域圏内・外運用連絡の確認。
 前回とほぼ同じ配布資料により、再確認する形で今後もこのルールで対応していくことにする。
(2) アンケート結果
 運用連絡調整表は各放送局とも活用としていると記されていた。ラジオマイクのデジタル化については、各担当者の赤裸々なご意見を伺ったので、来るべき時には協力し合っていきたい。イヤーモニターは東京ではほとんどの現場担当者が体験されているようで、特ラ連の今後の取組の参考にしたい。このようなご意見を充分踏まえて今後につなげていきたい。
(3) 意見交換
 最近、実施した四国地域と近畿広域圏の概要をアンケート結果から報告した。
6. 来賓のご挨拶
 総務省関東総合通信局無線通信部陸上第3課電波検査官中村透様より、参加させていただきありがとう御座いました。今は、各種再免の審査のまっただ中です。許認可の時に、審査基準の存在を知らない方もあり、苦労することも多い。特ラ連とは日頃から話し合う機会があるが、このように放送局と同席してお話を聞けることは大変素晴らしいと思っています。とのご挨拶をいただいた。

 以上、閉会の辞をもって定刻の時間で終了した。
 開催に当たり、幹事局であるテレビ東京の橋本部長、窓口の佐藤副参事さんにはお忙しい中、各種対応いただきありがとう御座いました。また、業務多忙の中、参加していただきました各放送局の皆さんに感謝申し上げます。当日お忙しい中を来賓として参加いただきました、総務省の中村様に御礼申し上げます。
まとめ 田中  
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