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日 時: 平成18年11月10日(金)
場 所: NHK大阪放送局第一会議室及び食堂
出席者:
  
総  務  省: 近畿総合通信局 放送部放送課長 馬場 優様
放送部放送課 音声担当チーフ電波検査官 橘  亨様
在近畿放送局: 10局 19名
特ラ連 会員: 4社4名
特  ラ  連: 八幡理事長、田中専務理事、大野事務局長、飯田技術委員長、木村事務局員   
参  加  者: 計30名
 去る、18年11月10日に隔年開催の近畿広域圏FPU・ラジオマイク運用連絡懇談会を開催しましたので報告いたします。
 会議に入る前に、NHK大阪放送局1Fのロビーにて会員社との事前打ち合わせをいたしました。
 15:00から、田中専務理事の司会で開始、理事長の挨拶にはじまり参加者全員の自己紹介の後、懇談に入りました。

   
1. 八幡理事長の挨拶
 特ラ連は15年を過ぎました。15年前にワイヤレスマイクの方式が確定し、電波も安定しました。これを実用化するにあたり、いろいろとご指導があったわけです。放送局さんのFPUと同居して仲良く使う方法を策定出来るなら認可してもよい、というお話をいただいたわけで、その方法がないなら認可されない、という土壇場にきていたわけです。そのような状態の中でやってきたように記憶しております。
 これからこの世界にはいろいろな変化があるかと思いますが、そのような場合のルールだての勉強が、私どもの15年の経験で出来たと思っております。これもひとえに総務省のかたがた、放送局の皆さんのご指導の賜物と感謝しております。本日はお集まりいただき有難うございます。
2. FPU・ラジオマイク運用連絡懇談会の意義  田中専務理事
 特定ラジオマイク利用者連盟発足の背景の解説。
 FPU・ラジオマイク運用連絡懇談会設立理由等を、出席者全員へ配付した資料をもとに解説し、理解を深めていただいた。近畿広域圏においては今回で3回目、日常運用調整連絡の円滑化に役立っている、と強調し、同意をいただいた。
3. ラジオマイク・デジタル化の現状について
 飯田技術委員長より報告がありました。
4. 特ラ連の現状と運用連絡  木村事務局員
 まず日常のコンピュータによる作業の説明、FPU、およびA型ワイヤレスマイクに対しての運用連絡と調整依頼の作業形態の解説、またイベント等においては会員の使用本数及び種別を放送局の幹事局へ連絡し、取材時の混乱をさけるようにしている、と説明し、また、棒グラフの月別連絡数のコピーを配付し、大型展示会の状況をご理解いただきました。
5. 各放送局と特ラ連の意見交換  田中専務理事
 今回の懇談会のために、近畿広域圏の放送局全社にアンケート用紙をお送りし、そのご返事をまとめたものを基に懇談しました。以下その中の主だったものです。
(1)  特ラ連からの運用連絡表については、担当者間で有効利用している。また、Vロケ等はスケジュール、ロケ先等流動的で申請は困難であるとの返答でしたが、安定運用のためにも極力提出してほしい、とお願いしました。
(2)  ワイヤレスマイクのデジタル化については、A・D混在期の対応、実機の検証をしたい、という意見があった。
(3)  A型ラジオマイク同士の障害については、現段階では落ち着いてきている。しかし、会員の担当者の勉強不足、連絡表の不具合等の指摘がありました。気をつけたいものです。
6. 来賓の挨拶
 総務省近畿総合通信局放送部放送課長 馬場 優様より今回の懇談会のご感想をいただきました。

 今回の懇談会で特ラ連の運用調整連絡の実態が分かりました。現在、U、Vの各周波数の利用等について情報通信審議会で討議されておりますが、これだけ多様化していろいろな分野で周波数を使わざるを得ない状態の中で、限られた周波数をいかに有効に使っていくか、ということであれば、当然デジタル化していくことが一番マッチしていると思います。そしてそれを広く利用していただく。デジタルという言葉は一つのキーワードになっております。ラジオマイクのデジタル化では遅延の問題等いろいろお話をうかがいましたが、これからもメーカーサイド、ユーザーサイド間で十分討議され、少しでも良い方向へ向かって欲しいと存じます。本日はFPU、ラジオマイクに関わる皆さんの生の声を聞かせていただき有難うございました。


 以上が当日の概要です。

まとめ 大野
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