選考委員会 |
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日 時: |
平成17年4月20日(水) 午後3時〜5時30分 |
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場 所: |
特ラ連事務局 会議室 |
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出席者: |
金子委員長、八幡理事長、田中専務理事、則行企画委員長、飯田技術委員長、半田理事、渡邉理事 事務局 大野、根本(欠席五味賛助委員長)以上9名 |
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今回から、各委員長にも参加していただくことになりました。 |
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例年のように募集に際しては会員、関連団体、放送局等に広く呼びかけました。その効果があって応募数は多数ありました。応募の際にはビデオテープを添付していただきましたが、それを見ながらの選考は内容がよく分かり、今後はこの方法を採用したいと考えております。また、今年は特ラ連設立15年目にあたり、記念して感謝状、功労賞を設定することにしました。
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授賞式 |
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日時:平成17年6月8日 午後4時〜4時45分 |
総会後、同会場で、感謝状、功労賞に続いて功績賞、奨励賞の授与が行われました。
金子委員長が、盾の文言を読み上げて「盾、記念品代」を授与しました。 |
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1 |
運用功績賞 ミュージカルファンタジー「天狗のかくれ里」 |
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株式会社 ふるさときゃらばん 文芸演出部 中村 美香 殿 |
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『劇団 ふるさときゃらばん殿 |
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ミュージカルファンタジー「天狗のかくれ里」は全国市町村の体育館劇場でツアー公演中ワイヤレスマイクを効果的に使い自然環境や生命の素晴らしさを謳う内容と共に地域の活性化に貢献した功績をたたえます』
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2 |
運用功績賞 「ほくほくテレビ」 |
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株式会社 NHKテクニカルサービス 北海道支社 佐藤 幸信 殿 |
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『株式会社 NHKテクニカルサービス北海道支社殿 |
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毎週月曜日から金曜日の昼間4時間の生放送「ほくほくテレビ」はワイヤレス機器を
駆使した中継技術に支えられ北海道の地元文化向上に寄与した功績をたたえます』
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3 |
運用功績賞 「浪人街」 |
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株式会社 エス・シー・アライアンス 山本 浩一 殿
(旧社名 株式会社 サウンドクラフト) |
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『株式会社 サウンドクラフト 音響チーム殿 |
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話題を呼んだ「浪人街」の最大の見せ場である舞台の池での決闘シーンに使われた28
本のワイヤレスマイクの独創的ケアーをはじめ全篇を通しての音響プランとその運用
成果の功績をたたえます』
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4 |
技術功績賞 「高音質ヘッドセットワイヤレスマイク」 |
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喜多方プラザ文化センター 森高 一裕 殿 |
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『喜多方プラザ文化センター殿 |
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既製のヘッドセットマイクに独自のアイディアによる電源回路を追加することにより
「高音質ヘッドセットワイヤレスマイク」を完成 「日韓交流太鼓フェスティバル」等
において好評を得た功績をたたえます』
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5 |
特ラ連奨励賞 「ハロー、グッバイ」 |
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彩の国さいたま芸術劇場 熊野 大輔 殿 |
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『彩の国さいたま芸術劇場 音響担当一同殿 |
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移動する大道具上の役者の台詞を観客へサービスするためにワイヤレスマイクをフッ
トマイクとして使用する独創性及び音響効果の工夫により「ハロー、グッバイ」を同
劇場ほか各地で成功をおさめた努力をたたえます』
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6 |
特ラ連奨励賞 坂本九音楽祭「夢であいましょう・あいたかった」 |
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有限会社 恒和 戸田音響サービス 藤岡 正博 殿 |
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『有限会社 恒和 戸田音響サービス殿 |
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アリーナスタイルの劇場で22波のワイヤレスマイクを含む80チャンネルのインプッ
トという厳しい条件下において坂本九音楽祭「夢であいましょう・あいたかった」を
成功に導いた努力をたたえます』
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7 |
特ラ連奨励賞 「毒蝮三太夫のミュージックプレゼント」 |
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株式会社 TBSラジオ&コミュニケーションズ 加藤 哲康 殿 |
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『株式会社 TBSラジオ&コミュニケーションズ殿 |
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ワイヤードマイク中心のラジオの生放送においてあらゆるローケーションに対応する
ためワイヤレスマイクを臨機に効果的に使用して長寿番組「毒蝮三太夫のミュージッ
クプレゼント」を成功させている努力をたたえます』
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金子委員長の総評 |
今日受賞された方々、特に商業演劇をを担当されている方々は感じられていると思いますが、演出家は出演者が100人いたら100本のワイヤレスをつければいいじゃないかという程度の認識だ、と言う話を聞いたことがあります。音の仕事をやっている人たちは演出家の言う通りにやってしまうんです。100本のマイクをつけろ、という演出家を再教育する意味も含めて、やはり「ノー」と言えるオーディオエンジニアが育って欲しいなと、つくづく痛感しております。そうすることが音の立場を多少なりとも向上させることになるだろうし、そうすることが将来、テレビにしろ舞台にしろ、いい作品に寄与出来ることになると思います。
本日受賞されました方々、おめでとうございます。これからも後進の指導含めて頑張っていただきたいと思います。
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各受賞者の言葉は次号(86号、9月号)に予定しております。 |
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