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 特定ラジオマイク利用者連盟は、平成16年6月9日、東京北区の「北とぴあ」において、平成16年通常総会並びに各種行事を実施いたしました。
通常総会 午後3時〜4時20分    14階 瑞祥の間
出席者 43名   委任状出席者  161名
第4回功績賞表彰式 午後4時20分〜4時50分
セミナー「SOHOのすすめとIT都市・三鷹」午後4時50分〜5時50分
懇親会 午後6時20分〜8時30分
1 総会
八幡理事長 挨拶
 「特定ラジオマイクは当初、使用本数は8,000本から10,000本くらいで、参加される方も800加入ほどかと思っていたのですが、大体その数字に近づいてきております。普及はこのくらいでは、とは申しませんが運用の体勢は守りの体勢に入る時だと思います。
 このようにお互いに連絡をとりながらやっている団体というのは他にありません。皆さんの運用に対してのモラルを守っていこうという姿勢に接して本当に幸せだと思います。
 これからは、使用法も多様多岐にわたると思いますので皆さんの利便を図りながら考えていかなければなりません。また、連盟自身も若返りを考え、同時にシステムそのものを考慮しなければならない時代に入ってくると思います。
 皆さまの今後のご活躍に期待するとともに、当連盟をますます発展させるために、お力添えをお願いする次第です」と挨拶しました。

<議 事>
 上記の出席者数により、規約27条の通常総会のための正会員数の10分の1を超えており、総会は成立。規約により理事長が議長席につき、議事録署名人に武田正人(品川インターシティマネジメント株式会社業務部部長)と鈴木伸昭(北とぴあ施設係主査)の両氏を選び、議案審議に入りました。

 第1号議案 平成15年度事業報告、収支決算ならびに監査報告
 第2号議案 平成16年度事業計画(案)及び収支予算(案)
 第3号議案 退会(除名)処分について
 第4号議案 その他

 質問「15頁から16頁にかけて、特ラ連レポートの原稿不足に悩んでいると、5頁の(1)レポートと名簿の発行とリンクするが、この原稿不足と名簿の利用頻度などについて事務局ではどのように考えているのか」
 事務局「名簿の件ですが、デスクの方がお使いになることが多いだろう、ということから大きいサイズにしてあります。会員の担当者は現場の方が多いですしポケットサイズでは、と考えたこともあります。また、会員には一冊ずつお送りしていますが、希望があれば追加も可能です。昨年アンケート調査を全会員対象に行ったのですが残念ながらあまり回収率がよくありませんでした。しかし、その資料に基づいて改善をするつもりです。レポートについてですが、万年原稿不足に悩んでおり、皆さん方の投稿に期待するところです」と回答した。
2 功績賞表彰式   詳しくは別項をご覧ください。
3 セミナー 「SOHOのすすめとIT都市・三鷹」
                講師 前田 隆正氏
 SOHO(Small Office Home Office)についてのエキスパート、前田氏の実例をあげての公演は好評でした。詳しくは次号に掲載いたします。
4 懇親会
 今回の総会には、大勢のご来賓と関係団体の方々がお見えになり感謝いたしております。
 功績賞の受賞では、遠く九州からもお見えになりました。懇親会の概要を報告します。

八幡理事長 挨拶
 今年は、総務省関東総合通信局と(社)日本演劇興行協会からおほめの言葉と賞状をいただき、関係者一同感激しております。有難うございました。
 さて、われわれのお世話しているワイヤレスマイクというのは遊びのものではなく、パフォーマンスとか放送取材には欠かせないものであり、本数を誇るのではなく内容を誇らなければならないと思います。お互いにうまく監理していく、きわめて人間くさいシステムでありますので、人がいなければ成り立たないものであります。
 私どものこのシステムをご理解いただきながら、ご援助いただけると有難いと思います。

 総務省からご出席いただいた二名のかたのご挨拶の概要をお伝えします。 (敬称略)


総務省関東総合通信局 無線通信部 部長 塩田 均
 先ほど総会が終わられて今後の方針がきまったということで、おめでとうございます。
 私ども、日頃から情報通信行政を推進しておりますが、中でも電波行政につきまして格別のご理解をいただいておりますことに御礼申し上げます。
 6月1日電波の日にちなみ表彰させていただきましたが、地道な努力をして運用調整をやってこられたわけです。これはうまく行って当たり前の世界で、なにかあったらマイナスの評価を受ける仕事ではないかと思います。そのようなことから連盟さんがますます力をつけていただいて、沢山の方々に喜んでいただくように展開していけば、と思っており
ます。


総務省情報通信政策局 放送技術課 課長補佐 津幡 岳弘
 実は私どもには日本国を代表して国と国の間の周波数の調整という仕事があります。そのような場では国どうしの面子がぶつかりあうことがあります。どことどこが干渉するか、というように連盟でも同じようなことをされていると思いますが、特ラ連の会報を拝見し、調整しました、という記事が載っていて、私どもの国を代表してやっているのと違い結構うまくやっている、と感心しました。これは事務局の努力もありましょうが、個々の運用者の譲り合いの精神でうまく調整がつくのではないでしょうか。このようなことから、私どものやっている仕事と似通っていることが分かり親しみをもって会報を拝見しております。

 総務省からほかに5名のかたにご出席いただきました。 (敬称略)
  総務省情報通信政策局 放送技術課 音声放送係      係長 元村 仁
  総務省総合通信基盤局 移動通信課 第一技術係      係長 伊藤 英知
  総務省総合通信基盤局 移動通信課 第二業務係         山下 治伸
  総務省関東総合通信局 無線通信部 私設第二課 主任電波検査官 森本 幸男
  総務省関東総合通信局 無線通信部 私設第二課 電波検査官   松崎 正高


乾杯
乾杯の音頭は、賛助会員社、株式会社タムラ製作所 ブロードコム事業部 営業統括部舞木部長(左写真)にお願いしました。
中締めは、株式会社NHKテクニカルサービス取締役 近藤達彦さんにお願いしました。
(まとめ大野)
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