(2)質疑応答 |
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「この機会に、デジタル化にかかわらず、現状の機器についての疑問、要望を含め、積極的に意見を出してください」。進行をつとめる牧野さんの発言と巧みなリードで多くの質問、意見が寄せられました。一時間の予定はここでも30分以上延長。主な質問、意見はつぎの通りです(順不同。カッコ内は質問への答えの要約です)。
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メーカー間の互換性を持った機器を。 |
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メーカーの独創性も大切だろうがそれを乗り越えて、基本的には共通で使えるものが欲しい。 |
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共同記者会見用のマイクを作れませんか。 |
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少し大きくなってもよいから、何本もまとめて使う必要のないもの。これも互換性に絡むのでは。 |
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デジタル化でアンテナはどうなるか。 |
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(基本的には現在のアナログと変わらない) |
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デジタル化による到達距離。 |
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(出力を同じとすればアナログと同じとみればよいが、デジタルの場合は受信時に信号の訂正、補正が可能になるので、受信限界ぎりぎりのところで、これが働けば実質的に若干の広がりは考えられる) |
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電池のコストと耐久性。 |
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電池にも互換性を。とくに充電式を取る場合は。 |
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デジタル化による発生熱の処置。 |
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(現在のアナログのものより、熱は多くなるだろうが今のところとくに問題にしていないが、検討する) |
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増波(使用周波数帯)の可能性。 |
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多チャンネルはどこまで可能か。 |
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(圧縮と遅延の許容値によっても左右されるが、干渉抑圧の実験などで運用チャンネル増加の可能性などを探りたい) |
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どのくらいの価格が予定されるか。 |
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新たな設備投資になるので安価にして欲しい。(現状より高価にしないようにを、最初の商品づくりの目標にしている.売れる数が問題だが、ユーザーの皆さんに、現行のものよりどれだけメリットをみていただけるか、努力して行く) |
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特ラ連の運用連絡はどうなる。 |
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(デジタル化で運用連絡のいらないような多チャンネル使用可能になることがワイヤレスマイクとしては理想だが、まだそこまではという感じ。今後の動向をみながらメールの活用などデジタル化に応じた運用連絡のあり方、見直しが必要になると思う) |