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特定ラジオマイク利用者連盟 理事長 八幡 泰彦

 新年、あけましておめでとうございます。

 今年は新世紀の夜明けにともなって感慨ひとしお、胸膨らむ思いでございます。
特定ラジオマイクの運用体制の整備を目的として設立された当連盟も、お陰様で順調に推移し、昨年末にはイヤー・モニター用ラジオマイクの制度化も認められました。これもひとえに会員の皆様のご協力の賜物と感謝しております。
 これからの新時代、昨年までに当連盟として獲得継承した数々の資産を育て、より良い環境を創出するべく努力を重ねる所存ですので更なる叱咤をお願いいたします。
 私たちの過去の十年を省みましてもインターネット関連の開発やデジタル技術を応用した機器の展開等を見ましても、ワイヤレスマイクに近々大きな変化もあるかなどと思えてなりません。この様な激しい時期は丁度80年程前の電気通信技術の開発時代を思い浮かべてしまいます。この始まったばかりと云える発展の様子と方向を正しく捉え、時代の波にしなやかに乗るべく研鑽を積む所存でございます。
 何とぞ職員一同に対しての一層のご鞭撻をお願いして紀初のご挨拶に致したく、よろしくお願い申し上げます。