今回の受賞は大変光栄のことであります。まだ学生という身分ではありますがより技術の向上をしていくスパイスになります。
私は、様々な現場で様々な録音技師に会い技術を盗んでいる中で、録音というものは1 つではないことをひしひしと感じます。 その現場1 つ1 つの盗んだことをブレンドし、臨機応変に撮影する、自分のそのとき思い描いた録音、音を録れた時に自分はまた成長できた、けれどもっと効率的で気持ちのいい音が録れるのではないかと考えながら日々の制作活動をしております。 今年も学生最後の課題として作品をつくる中で、また去年と違った技術を使い、より良い作品を作り上げることに全力を尽くします。 卒業してもこの録音技師を継続していきます。仕事になっても変わらず、いろんな技術を盗み自分のスタイルを確立すべく様々な現場に行けたら嬉しいな、と思う次第であります。 今回は本当にありがとうございました。 日本大学藝術学部 映画学科録音専攻 鈴木 泰憲
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