開催日時 | 平成25年11月13日(水)〜15日(金) |
開催場所 | 幕張メッセ(千葉県千葉市) |
主 催 | JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会) |
最先端の音響や映像、照明などの放送関連機器が一堂に会する「Inter BEE(国際放送機器展)」。昭和40年に「放送機器展」としてスタートした「Inter BEE」は今年で49回目を迎え、音と映像と通信のプロフェッショナル展として業界関係者の間では関心の高い展示会となっています。
さて、今回の「Inter BEE」は周波数移行の大きな節目を迎えている中での開催とあって、各メーカー・代理店が新周波数に対応した新しいラジオマイク機器を披露する場として注目すべき展示会といえるでしょう。そこで、会場で見かけた新周波数帯のラジオマイク機器を中心に、当日の様子を紹介しましょう。
●シュア・ジャパン・リミテッド | ||
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ブース内で周波数移行に関するセミナーを開催。 多くの参加者が集まっていた。移行が間近に迫っていることもあってか、説明を聞き入る参加者は皆、真剣そのものだった。 |
2波送信できる“周波数ダイバーシティ”が特徴のAXTシリーズ。ハンドヘルド型送信機の「AXT200」(左)とボディパック型送信機の「AXT100」。 |
現行のUHF-Rシリーズにホワイトスペース対応モデルが登場した。 |
●ゼンハイザージャパン | |
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ホワイトスペース帯と711〜714MHz帯に対応したデジタルラジオマイク“D9000シリーズ”のハンドヘルド型送信機が「SKM 9000」。ハンドリングノイズとボッブ感度をできるだけ低くした専用マイクヘッドは、工夫のひとつ。 |
D9000シリーズのベルトパック送信機「SK 9000」。3ピンLemoコネクタに対応した本機は、軽量化と強度を計るためにダイカストマグネシウムで作られている。 |
●ティアック ●オーディオブレインズ | |
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ベイヤーダイナミック製品を扱うティアック
とオーディオブレインズの両ブースでは、デジタルラジオマイク“TG1000シリーズ”を展示。本シリーズ最大の特徴は、470〜714MHzという広大な帯域を送信機1台でカバーできるということ。写真はハンドヘルド型送信機「TG 1000 HHT」(ティアックブースにて)。
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こちらは受信機「TG 1000 DR」(上)とベルトパック送信機「TG 1000 BPT」(オーディオブレインズブースにて)。1台で1.2GHz帯を除く特定ラジオマイク全帯域をカバーできるだけに、来場者の注目を浴びていた。
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●パナソニック システムネットワークス | |
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新周波数帯では1.2GHz帯で勝負するRAMSA。デジタルラジオマイクながらも、1.5msec以下の低遅延を実現している。2ピース型送信機「WX-DT130」(左)は、隣の従来品(B帯)と比べてもサイズはほぼ同等だ。
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可搬タイプのデュアルチャンネル型受信機。1.2GHz帯“外来電波”からの影響も軽減する受信回路を持つのが特徴だ。
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●ソニービジネスソリューション | |
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専用波を含むホワイトスペース帯と1.2GHz帯、両周波数帯のデジタルラジオマイクをそれぞれ展開するソニー。写真は新製品の1.2GHz帯のハンド型送信機「DWM-02N/G」。
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1Uラック式のデジタル受信機「DWR-R02DN/G」。この1台でホワイトスペース高周波数帯(638〜714MHz)と1.2GHz帯、さらにB帯まで対応することができる。
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●日本テックトラスト | |
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レクトロソニック社やマイプロ社の製品を扱う日本テックトラスト。写真は、超小型で軽量、アルミ素材から削りだした堅牢ボディがウリの「SMb」(レクトロソニック)。単3型乾電池×1本で運用することができる。もちろん、ホワイトスペース帯に対応した製品だ。
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イヤーモニターの送信機としては、いち早くホワイトスペース帯に対応している「MI-808T」(マイプロ)。見やすい大型のLCDディスプレイとシンプルな操作性が特徴となっている。
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●日本通信機 | |
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参考出品として、1.2GHz帯のデジタルラジオマイクを展示。伝送方式に“OFDM”を採用し、非圧縮のリニアPCM音声信号が伝送可能となっている。写真はハンドヘルド型送信機「5955TH」。
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ツーピース型送信機「5955TB」。日本放送協会(NHK)のロゴが見えるのは、本システムの開発にあたって同協会が協力しているため。
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