1.日 時 |
平成25年10月09日(水)(午後3時〜5時) |
2.場 所 |
「中野サンプラザ」 6階「フラワールーム」
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3.出席者 |
(会長・理事・監事総数22名)
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(出 席) |
八幡泰彦、石橋 透、伊藤 博、太田洋世(小間新五)、小俣公洋、
金光浩昭、北口紀雄、小松 誠(山下伸一朗)、杉藤芳明、田中章夫、
津田浩之、西澤勝之(加藤文幹)、則行正信、橋本喜代志、橋本秀幸、 吉田廣嗣、渡邉邦男。
金子 孝、國枝義久(監事)。
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(委任出席) |
小野良行、鈴木久利。 |
(欠 席) |
西海成市。 |
4.議 題
冒頭八幡会長より、「理事の皆様ご苦労さまです。移行も煮詰まってきて、立ちはだかる課題は厳しくなってきました。特ラ連は一枚岩で金太郎飴となって、結束して下さい。特定ラジオマイクとそのマイクの後ろにいる観客とも連携を取って下さい。」
[報告事項]
- (1)運用連絡と調整の近況について
- 別紙により報告を受ける。(別項目参照)
- (2)「特ラ連レポート」
- 134号は8月30日に発送済み。135号は10月下旬発送予定です。
主な内容はCEATEC JAPAN取材、功績賞募集についてなど。「ちょっとブレイク」は(一社)日本舞台音響家協会 事務局 加藤 修氏にお願いしました。また、舞台部門 運用功績賞を授賞された島根県民会館 戸谷 好秀氏に寄稿していただきました。
- (3)各委員会報告
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- @ 編集委員会
第39回編集委員会は、平成25年9月30日(月)当連盟事務局において開催されました。出席者は4名でした。AES日本支部60周年記念セミナー報告など、周波数移行に関する記事を掲載することとしました。
- A 功績賞委員会
功績賞委員会は、平成25年8月5日(月)および9月25日(水)ともに、潟Gス・シー・アライアンス4F会議室で行なわれました。出席者は、8月が10名、9月が9名でした。
8月の主な内容は、「功績賞」を「技術賞」に名称変更する、また各賞の名称を変更する件などについて議論され、本理事会に諮ることとした。9月の会議では、「八幡賞」の創設および一連の変更にともなう規約表彰規定の改定について議論し、本理事会に諮ることとした。
- B 技術委員会
周波数移行プロジェクトと合同で平成25年9月19日(木)S・Cアライアンス4階 会議室で出席者9名で開催した。次の様な主な議題について話し合った。
- a.新任者の挨拶
パナソニックシステムネットワークス株式会社 深川委員ならびに新技術委員長として事務局甲田グループリーダーより挨拶があった。
- b.700MHz携帯基地局によるテレビ受信障害テスト
埼玉県比企郡川島町にて行われるテレビ受信障害テストフィールド試験においてラジオマイクに対する携帯基地局からの影響を合わせて実機を用いて測定できたらとの要請により、その技術的な検討を行い、何点かのポイントを設けて実測することになった。
- c.周波数移行の動きについて
(一社)700MHz利用推進協会、総務省人事、新運用調整システム構築に関する事柄などの現状報告を行った。
- d.チャンネルプラン計算表
現在、会員社の方々にご利用いただいている多チャンネル計算表の新周波数帯バージョンの計画について説明を行い 各委員からも必要であるとのご意見を頂いた。深川、宮前両技術委員のご協力をお願いしてある。
- C 賛助委員会と企画委員会
事務局の業務繁忙で見送りました。
- (4)総務省関係、ARIBの報告
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- a.総務省関係では
平成25年9月25日 総務省 電波部で星野周波数調整官と新運用調整システムについて意見交換した。参加者は特ラ連関係(田中、渡邉)放送局(阿部、松永)電技協(加藤)他。一つの指針になった。
- b.ARIB関係では
- @ 平成25年8月21日、9月9日の新周波数対応FPU検討TGに甲田技術委員長が参加した。甲田技術委員長より補完説明があった。
- A 平成25年9月10日 ラジオマイクWG低遅延デジタル伝送方式検討TGに甲田技術委員長が参加した。甲田技術委員長より補完説明があった。
- B 平成25年9月26日 第89回ARIB規格会議に、八幡会長代理で田中理事長が参加した。関係事項として、ホワイトスペースのラジオマイクの漏れの強度ついての規格を緩めることがARIBで承認され登録された。
- (5)平成25年 中京広域圏 「FPU・ラジオマイク運用連絡懇談会」
- 平成25年11月08日(金)実施予定です。今年度の幹事局は「中京テレビ放送(株)」です。恒例の行事に加えて、(一社)700MHz利用推進協会のご協力で移行についてのセミナーおよび710MHz帯ワイヤレスマイクのデモンストレーションを実施する予定。中京地区の会員の皆様には今週中にご案内状を発送しますので、ご参加の程よろしくお願いします。詳細はおってお知らせします。
- (6)PASの動き
- 特になし。
- (7)情報通信月間推進協議会
- 第3回運営連絡会は、平成25年10月28日(月)、日本消防会館にて開催予定。議題は平成25年度情報通信月間行事実施状況報告、同決算見込み報告、平成26年度行事実施方針などを審議する予定です。
今年度実施した、情報通信月間行事に対する援助金2万円の入金が平成25年8月にありました。
- (8)平成26年度の再免許手続きについて
- 平成26年度再免許予定は、254会員2,210局の予定。前年度より会員は微増、局数は、ほぼ同じです。該当会員には前年度同様10月中に、当連盟で申請するか否かを含めた案内状を発送する予定。当連盟におまかせいただく会員には、11月に申請書等を発送し、ご返送をお願いする予定です。
- (9)25年度年会費納入状況と未収金
- 半期を経過した9月末日の会費納入状況は、総請求972件、85,616,100円に対して、915件、80,935,200円です。パーセンテージでみると、件数で94%、金額で95%です。
まだ57件、4,680,900円の未収金がありますが、個別に振込の依頼をしていく予定です。
- (10)25年度上半期収支状況
- 席上配付資料により、報告を受ける。
- (11)名簿作成(名簿データ確認)にご協力を
- 例年通り、26年名簿データ調査用紙を10月下旬にお送りする予定です。合わせて放送局の窓口ご担当者調査も行います。現在いただいている情報に変更等あればお知らせください。ご協力宜しく御願いします。
- (12)第14回 技術賞候補作品の募集
- 今年度は名称を新たにして、11月から募集を開始します。募集案内をレポート135号および136号に同封しますのでよろしくお願いします。多数の応募をお待ちしております。なお、名称変更等については、審議事項として本理事会で審議されます。
- (13)ITS実験(インフラ協調システム)について
- トヨタ関係
- ・東富士研究所では4月から各月に渡って実験が続いている。
- ・トヨタ市内6ヶ所(24時間体制)で年度をまたぎ引き続き実験が続いている。
デンソウ関係
- ・25年は8月を休止したが引き続きデンソウ本社内コース(刈谷市)で9月から実施している。
この3実験とも不具合の発生時は実験を休止することになってます。尚、中心周波数は760MHz±5MHzです。
- (14)新周波数対応 特定ラジオマイクの合同テスト会開催(推進協)
- 新周波数対応による、合同テスト会が次の日時・場所で開催されます。当連盟も主催者で対応しています。また、協賛されるメーカーはほぼ7社で製品も展示予定です。ふるってご参加の程宜しく御願いします。(入場無料)
平成25年11月21日 関東:浦安市文化会館
平成26年02月11日 九州:福岡市民会館
平成26年02月13日 関西:兵庫県立芸術文化センター
平成26年02月18日 関東:北とぴあ
平成26年02月21日 東海:ウインクあいち
詳細は(一社)700MHz利用推進協会のホームページを参照して下さい。
- (15)その他
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- ・「東京ゲームショー」を平成25年9月19日に総務省・関東総通局の電波調査を実施することになったので、当連盟から、木村総務部長と、甲田技術委員長も立ち会い、当連盟のチャンネルプランの確認をした。「 特ラ連レポート135号」に掲載する。
- ・平成25年9月25日・26日に日本舞台音響事業協同組合の平成25年度「経営幹部研修」の「法令改正に対応した最新機器システム」のセミナー講師として、仙台サンプラザホールに甲田技術委員長が参加し好評であった。「 特ラ連レポート135号」に掲載する。
- ・平成25年8月23日にAES日本支部60周年記念イベントに木村総務部長、石川職員が参加した。「 特ラ連レポート135号」に掲載する。
- ・平成25年10月1日に甲田技術委員長と石川事務局員がヒビノを表敬訪問をして意見交換した。甲田技術委員長より、概要の補完説明があった。
- ・「CEATEC JAPAN 2013」幕張メッセで開催され、当事務局大野職員が取材した。今回の目玉として、EV(電気自動車)運転手無しでの走行や4Kテレビや現行のハイビジョンの16倍の画素数になる8Kテレビが展示され、東京オリンピックはこの方式を考えているとのことでした。開催5日間で14万人余の観客があった。
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5.【審議事項】
- (1) 会員の入退会 25年08月〜25年09月分
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[入会] |
関 東: | PRG梶A大村 亮、アーティストピアノサービス梶Aティアック梶A合同会社 クレイブ、潟nートス(ANAインターコンチネンタルホテル東京) |
北 陸: | (有)エーアンドエム企画 |
東 海: | 鰍`KS、椛蜥ヒ商会(桜通MIDビル) |
近 畿: | 潟Zントラル・ホテルズ(ANAクラウンプラザホテル大阪)、(有)テーク・ワンオーディオ |
九 州: | (有)ユニーク・ブレーン、シーティービーメディア |
[退会] |
北 陸: | 潟gライアード |
平成25年9月末現在 | 1,008会員 |
アナログマイク局数 | 15,271( | 2: | 2,756 | 4: | 6,837 | 2/4: | 5,678) |
デジタルマイク局数 | 292( | 1〜3: | 6 | 2/3: | 2 | 1〜4: | 284) |
イヤモニ局数 | 712( | 2: | 108 | 4: | 109 | 2/4: | 495) |
合 計 | 16,275局(平成25年9月末現在) |
特に意義はなかった。
- (2)1千会員を達成した
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平成25年9月に会員数1,000会員を越え、局数は14,000局になり当連盟、設立時の一つの目標であった1千会員、1万局越えを達成した。
何か良いアイディア募集をすることになった。
- (3)周波数移行関連
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- @(一社) 700MHz利用推進協会の第11回「特定ラジオマイクの周波数移行に関する連絡会」(平成25年8月28日実施)開催された。
- a.共用に関するワーキンググループ「周波数共用調整WG」を設置する事になった。
- b.CHリストの申請書作成の受託業者を選定している。対応出来る件数は大凡2千程度と考えている、
- c.合同テスト会の浦安は32波程度用意できる。
等であった。
- A「周波数共用調整WG」
平成25年10月3日、早稲田SCアライアンス4階会議室で第1回が開催された。委員は認定開設者は4名、特ラ連関係は5名、メーカー1名、推進協会1名で、この会の設立に対する説明があり、スケジュールとして、2014年の8月末には特定基地局を作りたい。
仕組みについての説明があり、共用条件の離隔距離は、技術試験事務などを参考にする。周波数を共用するに当たってのフィールド試験にも触れた。今後は共用に関する問題点など整理して、引き続き意見交換することになった。
放送局の方達とも合同で意見交換する方向で考える事にした。
(委員:認定開設者:池下(NTT)、小田(KDDI)、吉本(KDDI)、大山(イーアクセス)。 免許人4団体:田中、中島、甲田、(特ラ連)、渡邉(舞台音響)。伊藤(演興)。 メーカー:深川(パナソ)。推進協会:鈴木)。
- B 電波技術協会関係
新運用調整システム(構成図を配付した)
各関係機関から、システムの提案があったが、開発期間と移行スケジュールの関係の時間的制限もあり、9月25日の総務省での打合せで大きな括りでは合意した。
之を受けて、平成25年10月8日NHK放送センター17階会議室で新運用調整システムの提案されている2件のプレゼンテーションが行われた。仕様見積もりについて提案者から内容を聞いて評価し、調整連絡会の幹事会に諮り、推進協会に提出する事であったが、意見がまとまらず10月11日に再度実施することになった。
C NHKアイテックの「LTEと地デシの与干渉実験」(推進協会からの委託)
この実験に便乗して、特定ラジオマイクの被干渉実験を実施する事にした。24年度の技術試験事務では段取りだけで現場での実測は出来なかったので今回は実際 にいくつかのパターンを作って実際に電波を出して検証する。(10月下旬実施予 定)特ラ連は事務局から中島担当役員、甲田技術委員長、深川技術委員が担当する。甲田技術委員長より補完説明があった。
- D 総務省の動き
移動通信課の工藤課長補佐と意見交換を行い、周波数移行に伴う特定ラジオマイクは移動通信課で放送局用と会員用の特定ラジオマイクは特定ラジオマイクのユーザーとしてまとめることに成った。今後に取って、良い判断をして頂けた。
- 注:「推進協会」は「(一社)700MHz利用推進協会」の略。
「特ラ連」は「特定ラジオマイク利用者連盟」の略。 -
- 注:免許人4団体とは特ラ連、(一社)日本演劇興行協会、(公社)芸団協、(一社)日本舞台音響家協会
認定開設者はイー・アクセス、NTT、KDDI/沖縄セルラー電話 -
以上説明の後、主に意見交換としては、
- ・新運用調整システムが高額になると、その後の維持に苦労はないか、(理事より)
当連盟として必要なソフトは要求する、そのソフトの必要性を運用しながら、取捨選択をしていくことで無駄になった物は破棄していく。(理事長より)
- ・24年度のシステム開発費についての運用(理事長より)
運用に当たっては慎重な配慮が必要である。(理事より)
等の意見が出され、特に意義は無かった。
- (4)消費税率値上げ対応
- 平成25年10月1日に来年4月から消費税率を8%にする事が決まりました。公官庁などへの予算書を必要とする会員には改訂した予算書を改めて送ることにします。予算書を必要としない会員の皆様には別途ご案内状を郵送します。
特に意義はなかった。
- (5)「功績賞」の内規改定
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功績賞委員会で検討されて、「功績賞」を「技術賞」に名称を替えると共に内容の一部変更について、渡邉理事(技術賞委員会委員長)より改定内容の詳しい説明を受けた。特に意義はなかった。なお、表彰規程は内規なので、理事会承認で成立した。
- (6)新周波数対応 特定ラジオマイクの合同テスト会担当者
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この会を主催する特定ラジオマイク利用者連盟として、それぞれの開催地に橋本喜代志理事と武藤職員を派遣させたい。特に意義はなかった。
- (7)次回理事会
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平成25年12月04日(水) 午後3時00分〜5時00分
中野サンプラザ 6階 フラワールーム
理事会終了後に忘年会を予定していますので、ご参加よろしくお願いします。
- (8)全議題終了後、
- 八幡会長より発言があり、「理事長には諸案件の対応でご苦労さまです、しっかり先頭に立って対応して下さい」との激励の言葉があり、金子監査役からも同趣旨のお言葉をいただいた。
田中理事長から、「事務局全員に頂いた言葉として感謝するとともに、今後も会員のために職務に邁進して参ります」と挨拶があり終了した。
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