平成24年度第2回理事会

1.日 時 平成24年10月10日(水)午後2時45分〜4時45分
2.場 所 「中野サンプラザ」 8階  4研修室
3.出席者 (会長・理事・監事総数22名)
(出  席) 八幡泰彦、石橋 透、伊藤 博、太田洋世(小間新五)、小野 良行、小俣公洋、金光浩昭、杉藤芳明、鈴木久利、田中章夫、出口忠夫、西澤勝之、則行正信、橋本秀幸、吉田廣嗣。
金子 孝、國枝義久。(監事)
(委任出席) 小松 誠、津田浩之、橋本 喜代志、北口紀雄、渡邉邦男。
(欠  席) (舞木孝一郎)。
4.議 題 議事開始の冒頭、八幡会長よりご挨拶があった。「周波数移行に関して、移行する以上、芳しい状況に成るのではないかと期待したが、現実は相当遠いのではないか、会員一丸となって、足並みをそろえて将来を明るい物としていきたい。」

(1)運用連絡と調整の近況について、別紙により報告を受ける。(別項目参照)
 
(2)「特ラ連レポート」
  • @ 1128号は8月31日に発送いたしました。今年の総会で、第12回特ラ連功績賞を受賞されました株式会社エスイーシステムの吉田文菜さん、香川県県民ホールの大熊一也さんの記事を8ページにわたり掲載いたしました。他に、6月28日に関東総合通信局にて開催されました情報通信月間参加行事セミナーの報告、127号から新しい試みとして、周波数帯移行に関するQ&A コーナーを設けました。
  • A 129号の内容は編集委員会報告に記載しました。発送は11月の上旬予定です。
(3)各委員会報告
  • @ 企画委員会・技術委員会・報告
    個別には開催せずプロジェクトを入れて合同委員会として報告します。
  • A 編集委員会
     第33回編集委員会は平成24年10月1日(月)当連盟事務局で開催されました(出席者6名)。129号掲載予定の主な記事は下記のとおりです。
    • 近畿総通局周波数移行セミナーの報告
    • CEATEC JAPANの取材記事
    • 第2回周波数帯移行に関するQ&A コーナー
    • 功績賞受賞者 NHK MT石川氏の記事等です。読後感などありましたら、ご投稿下さい。発送は、11月始め頃を予定しております。
  • B 功績賞委員会
     129号(11月号)に案内、応募用紙等同封予定です。締め切りは、来年3月末で、毎年応募数が少なく苦慮しております。ひとつの手がかりとして、毎日送られてくる会員、放送局の運用連絡用紙がありその中から選択して呼びかけ方法を毎年とっていますが、基本的に会員の意識をたかめるのが先決かと思います。毎年、賞を設定している関連団体の意見を聞いてみることも考えたい。
     会長より、吉田さんの業績について、お褒めの言葉があった。
  • C 「特定ラジオマイク周波数帯移行対策プロジェクト」
    • 第10回は平成24年8月30日(木)「中野サンプラザ」で実施した。
  • D 「特定ラジオマイク周波数帯移行対策プロジェクト」、「企画委員会」、「技術委員会」の合同委員会 報告  平成24年8月30日(木)「中野サンプラザ」で、出席者は事務局含めて20名で実施した。(この資料については、全理事、監事ににも郵送した)
    議事内容
    1. ホワイトスペース推進会議ホワイトスペース利用作業班(第2回)会議資料の「ホワイトスペース利用システムの運用調整の仕組み 中間とりまとめ」を配付して、田中理事長が説明をする。
    2. 近畿総通局と共催の 「700/900MHz帯周波数移行に関する説明会」で当連盟の移行に伴う考察資料を田中理事長が説明をする。
    3. 主な意見・交換と話題
      • 可搬型と移動の違いは。
      • CHリストを早く開示する事に加えて、CHリストのない場所を使用する時の提出書類作成の人、物、金をどうするのか。
      • 可搬型の緊急時の運用はどうなるのか。柔軟性が欲しい。
      • 運用調整の為のシステム開発、メーカーの製品開発経費等どうなるのか。
    等々の意見が活発にだされ、今後の関係する会議に提案して行くことにしたい。
(4)「700/900MHz帯周波数移行に関する説明会」の実施
 総務省近畿総合通信局と当連盟で平成24年8月24日(金)大阪合同庁舎 第1号館 第1別館 大会議室で 「700/900MHz帯周波数移行に関する説明会」を共催する事になり、当連盟の会員と近畿総通局管内のNHK、民放各社など合わせて114名の多くの皆様の参加となった。
 当連盟からは田中理事長と石川職員が対応した。説明会の内容は、「700/900MHz帯周波数移行に関する制度改正の概要」を近畿総合通信局無線通信部陸上第三課 久保課長と田中上席企画監理官の説明があり、その後、「周波数移行後の運用調整システムに関する考察」として当連盟 田中理事長より説明をして、全般に渡っての質疑となった。
主な質疑は
 移行促進措置で故意に認定開設者が遅延する事に対しては総務省が対応する。移行に関して補償等は認定開設者3者の合意になる。CHリストを早く作成して欲しい等、我々が云ってきている、事項とほぼ変わらなかった。
(5)特定ラジオマイク周波数移行についてのアンケート」調査結果
レポート128号に同封しました、今回の特定ラジオマイク周波数移行に関してのアンケート集計結果です。回収率は48名(5%)、各選択項目への回答は以下の通りでした。
問1.周波数移行について、特ラ連レポートやホームページに掲載された内容はよく理解できますか?
@ 良く理解できる
23名(48%)
A ある程度理解できる
23名(48%)
B 理解できない
2名(4%)
問2.周波数移行についての講座等があれば出席したいとお考えですか?
@ 是非出席する
15名(31%)
A 内容や場所による
28名(58%)
B 出席しない
5名(11%)
 全体として移行に関しての理解度は良好ですが、移行に伴う不安を訴える意見が多くありました。特に補償の詳細に対しては、より具体的なスケジュールや認定開設者との折衝方法を知らせて欲しいとの要望がありましたが、現時点ではまとまった資料と見解がないため、当連盟も説明できる資料がなく、分かり次第お伝えすることにします。
 6月の総会セミナーはとても有意義で、各地方での開催を希望する意見がありました。また、レポート127号と128号に掲載したQ&A を継続して欲しいとの要望がありました。
 問3.ホワイトスペース(WS)の周波数帯では地デジの保護のためラジオマイクの使用が厳しく制限されている場合があります。このような時、対応をあらかじめ知っておくためにラジオマイクの運用に関しての認定制度を設ける予定があります。認定制度を具体化する為の施策等があればご提言をご記入ください。
 
 この設問に対して、認定制度があまり理解を得られていないと思われますが、以下のような真摯な意見がありました。

 ・この認定制度はどの程度の強制力を持たせるのかにもよりますが、勉強会程度のものだと、あってない様な認定になりかねないと思います。
 認定技術者でなければWS周波数帯の使用は出来ない位の強制力を付加した方が良いと思われます。

まとめ
 短時間の中での真摯なご回答有り難う御座いました。今後の各交渉の中で活かして参ります。周波数移行に関しての情報は機会ある毎に会員皆様にお伝えして参ります。
(6)  総務省関係、ARIBの報告
・総務省関係では
9月6日(木)関東総合通信局 定期異動後の挨拶に八幡会長、田中理事長
石川関東総通局担当職員で訪問し、鈴木(孝)無線通信部長、吉清陸上第三課長、鈴木(照)同 上席電波検査官、藤井同 総務事務官と意見交換をした。
・ARIB関係では
  • 9月25日(火)「第85回規格会議」が霞ヶ関ビルで行われ、八幡会長が出席した。特に当連盟関係はなかった。
  • 9月28日(金)第100回記念 電波利用懇談会「最近の電波行政の動向について」総合通信局総合通信基盤局 竹内芳明電波政策課長の講演を当連盟八幡会長、理事長田中が参加した。内容は電波行政全般に渡って講演された。
  • 10月04日(木)「第2回次世代デジタルFPU検討タスクグループ」が開催され、田中理事が出席した。主な内容は次世代のFPUはどの様な物でありたいかと言う夢のある意見交換であった、各放送局とメーカーの方達の現実を通しての将来展望が話された。次回は各種現実のスケジュールが多く、春先になる予定である。
(7) PASの動き
今後の活動について、「九州の機材展」などについて、PASの関係する団体とも共催、後援などで連携し継続して考えをまとめていくことにしたい。
(8) 情報通信月間推進協議会
第3回運営連絡会が10月31日(水)日本消防会館にて開催予定。議題は平成24年度情報通信月間行事実施状況報告、同 決算見込み報告、平成25年度行事実施方針など。
(9) 25年度の再免許手続きについて
25年度再免許予定は、236会員、2,232局の予定。前年度より多くなっています。該当会員には前年同様10月中旬に、特ラ連で申請するか否かを含めた案内状を発送する予定。特ラ連で行なう旨のご回答をいただいた会員には、11月上旬に申請書等を発送し、同月末までにご返送をお願いする予定です。
(10)24年度年会費納入状況
半期を経過した9月末日の会費納入状況は、昨年の実績を1%上回りました。
総請求921件78,205,200円に対して861件73,474,800円の納入状況です。パーセンテージでは件数で92.78%、金額で93.95%です。
(11)24年度上半期収支状況 
別紙により説明をする。(10)(11)の報告について質問があった。内容は「24年度年会費納入状況報告の納入金額と平成24年度上半期収支計算書の収入金額の相違は」について。
 (10)項目の24年度年会費納入状況の金額は、年度初め4月に一括で出している会員への年会費・運用調整費請求とその納入状況です。
 (11)項目は上半期収支計算書収入の部金額には、4月の年会費・運用調整費一括請求外の新規加入、追加、変更等の請求入金額が全て加算されています。
(12)未収金について
24年度分につきましては、ほぼ順調な納入状況といえると思います。汎用請求につきましてはほぼ100%近い納入率ですが、9月末日現在67件4,730,400円の年会費等の未収金があります。越年の未収金と併せた納入のお願いをしていきます。
(13)来年の名簿作成(名簿データ確認)にご協力を
例年通り、25年版会員名簿(25.01.01現在)のための名簿データ調査用紙を10月下旬にお送りします。併せて放送局の窓口ご担当者調査も行います。どちらも現在いただいている情報に変更等あればお知らせください。ご返送はFAXでお願いしています。期限は、11月下旬を予定しています。ご協力よろしくお願いします。なお、最新情報はホームページに掲載されてます。
(14)第13回 功績賞候補作品の募集
今年度も、第1次募集を11月から募集を開始します。募集案内をレポート129号および130号に同封しますのでよろしくお願いします。多数の応募をお待ちしております。
(15)ITS実験(インフラ協調システム)について
  • 東富士研究所では4月から各月に渡って実験が続いている。
  • トヨタ市内4ヶ所(24時間体制)で10月から12月末まで実験が続いている。
  • デンソー網走テストセンターは現時点で実験予定の連絡はない。
    不具合の発生時は実験を休止することになってます。尚、中心周波数は760MHz±5MHzです。
(16)その他
  • JPPAの緒形専務理事と当連盟八幡会長、田中理事長で平成24年8月14日(火)意見交換して、JPPAの新しい体制の下で今後とも密接な関係を維持して行くことにした。
  • JDS(日本デジタル放送システム)の夏目企画営業部担当部長と八幡理事長、田中理事長で平成24年8月31日周波数移行に対しての意見交換をした。
  • (株)メイズの大橋社長、野口取締役と八幡会長、田中理事長、中島システム担当役員、木村参与で平成24年9月12日(水)、今後の日常調整システムについて意見交換した。 


[審議事項]

(1) 会員の入退会 24年08月〜24年09月分
[入会]
関東: 東京急行電鉄梶iヒカリエホール)、鰍`MBiX。
近畿: 鰍艪「まーる、松盛 俊道。
九州: 鰍謔オもとクリエイティブ・エージェンシー(あるあるYY劇場)。
沖縄: (有)プロサウンドスタック。

[退会]
関東: (有)サウザンド・アーツ・カンパニー

09月末現在 962 会員
マイク局数 12,991 (2: 2,513  4: 6,476  2/4: 4,002)
デジタルマイク局数 92 (1~3:3 2/3:2 1~4:87)
イヤモニ数 493 (2: 112 4: 92 2/4: 289)
合 計 13,576


(2)特定ラジオマイクの終了促進措置等に係わる連絡会(第3回)
平成12年10月2日(金)総務省会議室で出席者は免許人団体(当連盟を含めた4団体*1)、携帯電話事業者(4者*2)、総務省。議事進行は移動通信課 永井徳人 計画係専門職。(今回から、沖縄セルラー電話(株)を含めて4者となった)
 認定開設者の4者合意について、4者の代表者から配付資料により説明があった。合意文書の大要は12月には一般法人を設立する、要員体制は20名で対象免許人からの問い合わせ窓口とする。免許人団体様向けの認定開設者の連絡窓口リスト(「情報公開先」以外は公開しないで下さい)、対象免許人との協議開始に向けたスケジュールと3.9世代移動通信システムの開設計画に係わる4者合意内容の説明があり、特に問題は無く承認された。
 なお、会員の皆様方には参考までにNTTのホームページをご覧下さい。
http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/disclosure/700mhz/です。
注:*1 特ラ連、(一社)日本演劇興行協会、(公社)芸団協、日本舞台音響家協会
  *2 イー・アクセス、NTT、KDDI/沖縄セルラー電話
(3) 「ホワイトスペース利用システムの運用調整の仕組み
    中間とりまとめ(案)」に対する意見募集の提案
 前回の理事会で審議していただいた、「ホワイトスペース利用システムの運用調整の仕組み 中間とりまめる(案)」について、平成24年8月21日(火)の「ホワイトスペース推進会議ホワイトスペース利用作業班(第2回)」の会合で審議され、原案の一部文言の修正をして、パブリック・コメントに提案される事となった。
 これを受けて、更に報告事項にあります、「特定ラジオマイク周波数帯移行対策プロジェクト」、「企画委員会」、「技術委員会」の合同委員会報告(平成24年8月30日(木)「中野サンプラザ」で、出席者は事務局含めて20名で実施した。(この資料については、全理事、監事にも郵送した))にあります様に基本的なご了承を受けて、当連盟としては次の様な内容で意見募集に応じた。
 『ホワイトスペースの共用に関する技術的共用条件は整い、今回は「ホワイトスペース利用システムの運用調整の仕組み中間とりまとめ(案)」がまとめられ、地デジを大事に護りつつ共用するシステムと共に限りある周波数を効率的に運用する事が述べられておりますが、特定ラジオマイクはこれまでも放送事業者のFPUの周波数を共用して、限られた周波数帯域に放送事業者のご理解とご協力のもとで運用実績と芸術文化の発展向上に寄与してきました。今回の仕組みを基礎にして、これまで以上の発展に結びつけたい。
 この新しい仕組みを共用する放送事業者と特定ラジオマイクを運用する特定ラジオマイク利用者連盟そして新しいシステムを運用する諸団体共々に理解し、協力し合うことで特定ラジオマイクがこれまで以上の利便性を発揮する周波数帯としていく事が必要です。それには、これから具体化しなければならない実運用上の諸問題について、関係する皆様の叡智を結集して一刻も早く手を打っていきたい。』とのことで特に問題なく承認された。
(4) パナソニックによる「プロトタイプ」の実験局実験について
 パナソニック社が1.2GHz・通常のデジタル特定ラジオマイクを開発して、実験局の免許の申請をしており、おりた段階で、特ラ連を中心にユーザーに使用していただき評価を仰ぎたいとの依頼があった。実機による検証を望んでいる連盟にとって受けて立つことにしたい。
 この実験の窓口は「技術委員会」、「移行プロジェクト」の合同委員会で対応する事にしたい。今後メーカーからの依頼もあると思われるので、個々に受けた場合には、当連盟にも声を掛けて下さい。とのことで特に問題なく承認された。
(5) 平成25年度の理事体制について 
 24年度 第1回理事候補推薦委員会は平成25年度の理事体制についてメール審議としました。
 理事の任期は規約により2期4年を限度とする事になっています。現理事は平成25年度は2期目の1年目と成ります。
 取り巻く環境は周波数帯移行関連で、新しい調整機関の具体的内容の検討がこの10月から議論される予定になっています。この新しい調整機関は如何なる形を取   るのか、見えてこない段階にあります。この様な状況下で、理事候補推薦委員会で は平成25年度の理事体制が残り1期2年の期間に当たりますので、このまま現全理事の継続を基本に考える事にし、信任投票としたい。として、特に問題なく承認された。
 参考:理事候補推薦委員会の構成委員は委員長に田中理事長。委員に伊藤 博、渡邉邦男両理事。藤崎和彦技術委員長。事務局に八幡泰彦会長、木村和子参与です。
(6) システム開発関係
 現状、運用連絡システムは1台のサーバー上で稼動しています。しかし昨今の運用連絡・調整数の増加に伴い、サーバー機能の強化として予備サーバーを準備しておくよう提案いたします。サーバー1台がダウンした場合の修復期間を穴埋めするには平行稼動が望ましいのですが、予算が膨らむ難点があります。代案として1日3回程度のデータ移行を行いながら、万一の場合の代替機能を果たすような機器の調達とプログラム開発を行う予定です。担当業者は今までの運用連絡・調整システムを開発してきた「株式会社メイズ」を予定しています。特に問題なく承認されました。
(7)(独行)情報通信研究機構ホワイトスペース実験について
 (独行)情報通信研究機構より申し入れがあり、すでに横須賀地区を中心に行なわれている470〜770MHz帯通信実験についての技術展示会を、各所で開催したいとのこと。ヒルトン東京、パシフィコ横浜、東京ビッグサイト、幕張メッセなどが挙がっている。
 これを受けて、@日程等について事前の連絡、A出力は10mW、B放送局への周知、の3点をお願いした。すでに取り交わしている確認書に基づき、問題あれば実験を中止することを確認した。特に問題なく承認された。
(8)ITS(インフラ協調システム)実験追加
 平成24年10月01日(月)11時00分から11時45分珈琲館でトヨタ自動車の岩川氏と特ラ連は田中で打合せした。
 内容は2013年にはITS世界会議が東京で開催される予定で、それに向けて、更に実験を強化したい。
  1. トヨタ市内現在4ヶ所の実験交差点を6ヶ所にして、運転する人を社員から一般人を入れて100人体制にする。(:健在は社員で40名)
  2. 東富士研究所テストコースは車内に無線機器を乗せての試験をしたい。
 以上2点について協力と理解をして欲しいとの提案であった。現状の延長で問題点はないとし、今後正式な実験になれば覚え書き類の修正など交渉に応じるとした。
(9) 移行に伴う補償問題
 運用調整機関の議論も佳境に入りつつありますが、次の補償問題も浮上して参りました。再度、注意喚起させて下さい。
  1. 特定ラジオマイクの現物と、関係する免許状などの必要書類も整えておく。又、固定設備ではその現況を正しく掌握し、更に送信機に加えて受信機の現物確認などもしておいて下さい。
  2. 認定開設者との打ち合わせ前に、その打合せ内容についての準備をして置くこと。始まったら、打ち合わせ事項について確認する事。
  3. 何かと分からない事などありましたら、当連盟も会員のお手伝いをしていくと共に、問題点を共有する為にレポートなどを通して周知もしていきたいと思っています。再確認をした。
参考:今後は相当速いペースで移行が進むと思われます。その時の流れの柱は
 (1)CHリスト(技術試験事務)
 (2)調整機関の具体化(ホワイトスペース利用作業班)
 (3)移行補償(終了促進措置)
 (4)メーカーの製造体制 等
です。
(10) 総括的な質疑
  • 移行については、移行先のホワイトスペースのチャンネルリスト、ギガ帯での特定ラジオマイクの運用試験等課題を着実に会得してからの移動としたい。
  • 放送局との連携も必要に応じて対応していく。
  • ソフトバンクの動きも注意していきたい。
等の質疑があった。
(11) 次回理事会
平成24年12月05日(水)午後3時00分〜5時00分
「中野サンプラザ」 フラワールーム 6階
(会議室が変わりますのでご注意して下さい)