| メリット | 課題 | 要望 |
ホワイトスペース
(地上デジタル放送空きチャンネル)
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- 現行(770MHz帯)とほぼ同等の伝搬特性が期待できる
- 現行の技術継承できる
- 欧米で使用している周波数帯域が同じであり、海外メーカー参入の可能性が大きい
- 国内メーカーの海外展開も可
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- 地上デジタル放送との干渉
@放送波強電界時の安定受信確保
A受像機への干渉など影響度を検討
- 空きチャネルの確保
@帯域幅の確保に複数のTVチャンネルが必要
A地域ごとのチャンネル確保に向けた設定手段
B放送波のフリンジで受信チャンネル選択手段
- TV放送波以外のCATV・特区など周辺システムへの影響
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- 一製品で全国対応が可能なこと
(周波数帯域100MHz、リパック時の配慮)
- 地域ごとに使用できるチャンネルが異なる場合、
わずらわしい操作なしに切り替え可能であること
(地域ID付加での自動受信、自動位置検出機能など)
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1.2GHz帯 |
- アンテナの長さが短くでき商品サイズの小型化が期待できる
- 使用周波数帯域の全国統一が期待できる
- チャンネル不足を見通して新たに開発研究可
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- 電波の直線性を考慮すると回折効果が期待薄
@トラスなどで受信範囲が狭くなりアンテナの増設
A人体装着時減衰増大
- 空きチャネルの確保
@GPSなど周辺システムとの干渉
A地域ごとのチャンネル確保に向けた設定手段
- 日本独自の規格となり海外メーカーとの親和性が期待薄(機器の選択肢が狭い)
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- 十分な開発期間の設定
- 伝搬特性の十分な検証
@エリア限界位置の確認
A人体装着時の減衰量検証
- 占有帯域幅を広く取れれば遅延量が軽減
- 海外メーカーが容易に参入できる工夫が必要
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運用時要望 |
- イヤーモニター専用チャンネルを10ch確保
(送信出力100mW(可変)、指向性アンテナ)
- 同時使用チャンネル数は72ch確保
- 放送波と混在のため運用調整の明確化
特定ラジオマイク利用者連盟による運用調整の強化
運用認定制度の新設
- アナログとデジタルの併用が可能
デジタルの場合、遅延時間はできるだけ短くする
- 到達距離については見通しで100m以上とする
- 電池使用可能時間は8時間以上とする
- 電波利用料の軽減化
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その他 |
・移行時補償については別途 |