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 第31回 技 術 委 員 会 報 告


  
日 時: 平成22年07月07日(水)  15:30〜17:30
場 所: 特定ラジオマイク利用者連盟 事務局
出席者: 宮前 真二(技術委員長)、今岡 隆、稲留 浩、小川 一朗、北出 和夫、
橋本 喜代志、藤崎 和彦、藤井 修三。
欠席者: 八幡 泰彦(会長)、田村 進、谷口 尚平、橋本 務。
事務局: 中島 進(副委員長)、田中 章夫(理事長)。

事務局より

 田中理事長より、設立20周年行事も皆様の御協力で無事盛大の内に終了しました。
この勢いに乗って技術セミナーを実施したい。

議題

  1. 最近の状況報告
    (1) ワイヤレス・ブロードバンドのパブリック・コメントについて
     配付資料により、当連盟の提出した内容の要点は800MHz帯A型ラジオマイクを現在地で使用する決意を示したとの説明をした。また、何故意見募集しているかの考えを解説した。
     意見交換として、移行費用について、踏み込んでいる意見もある。アメリカのFCCは800MHz帯にFPUを置いていると聞いている。ラジオマイクはテレビの空き間を使用している。オークションバンドにしたくない。i―PADで800MHz帯を使いたいのだろう。日本の800MHz帯がなくなると日本の音声・音響文化は壊れてしまう。
    (2) 小電力無線局の増力
     ARIBの意見募集に参加した、当連盟の意見とARIBのまとめを配付資料により説明があった。(総務省の考えの基本は出力に対する規制緩和を目指している、宮前技術委員長と田中理事長が移動通信課で考えを聞いた)ARIBのまとめは既存のシステムに支障を与えない範囲としている
    (3) その他
     ・設立20周年記記念行事反省については、特段の不都合はなく終えたとの声が多かった。今後も意見があれば聞かせて欲しいとの事でした。
  2. 審議事項
    (1) 特ラ連・技術セミナーについて
     技術セミナーの内容はB型を使用して、同時使用波数はアナログで6波、デジタルで10波の実証テストをする。また混在した時の対処方法等の検証をする事をメインにする。
     委員の意見交換として、広い場所の提供をどうするか、一日でなく2日間位やった方がよい。実施に当たって、事前に技術委員間で実験をしたい。9月の6.7.8日を目標に、課題など決めてシミュレーションする。その結論をセミナーに反映する。
    (2) ワイヤレスマイクの検定制度(仮称)
     名称として「ワイヤレスマイクのチャンネルプランナー養成講座」は「ワイヤレスマイク・システム・コーディネーター養成講座」が良い。
     講義のあり方は現場的な諸対応の取れることを初めに、システムの初歩的解析の出来ること等、段階的にレベルアップしていく、方式も必要である。スケジュール的には今年度カリキュラムを定めて、来年度には実施する。この予定の中に会員の経営者の社員に対する考え方等も活かした実践的資格としたい。
     担当理事は鈴木久利理事、半田理事、橋本理事で事務局からは田中理事長で、前記の意見を反映するような人選をする。
    (3) 継続課題。
     ・充電式電池については、エムエスアイもアライアンスも引き続き対応している。近いうちに報告も考える。
    (田中)


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