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新しい年も日本を取り巻く経済情勢は暗くなるばかりの感があります、この様な時代の中、せめてもの明るい話題は本年7月で当連盟創立20周年になります。
ここに至るまでの会員の皆様を始め放送局の皆様の御協力とご理解そして関係する総務省のご指導に深く感謝申し上げます。
この厳しい時代の中、20年という節目の時にデジタル化も実現し、新しい歴史の扉が開かれました。ユビキタス時代に向けて、現在のシステムを内々の存在から、会員の皆様にも積極的にご利用いただけるシステム・アップをして、会員皆様方の経費負担の軽減化も図っていきたいと思っています。
年頭に当たり、関係する皆々様方の益々のご繁栄をお祈り申し上げます。
かつてない程のきびしい情勢の中での新年となりましたが、会員の皆様にはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。
いよいよ今年は当連盟の設立20周年となります。私ども企画委員会としてもこの節目になる年に何かお役に立てればとの思いから、新しいタイプのセミナーを計画しました。
例年の総会時には各界の学識者の方に講演をお願いして参りましたが、今年は企画委員の渡邉邦男氏が中心となって“A型ラジオマイクの賢い使い方”(仮題)というテーマで、大変ユニークな公開実験をともなったセミナーを展開したいと考えております。
一例を披露すると、舞台、映画、テレビ等、各ジャンルの収音方法やマイクの装着のノウハウ等、またそれによってどのように音が変化するかなどを実際に俳優さんに演技していただきながら、受講者の皆様とその結果を共有しつつ進行してゆきたいと思います。
また、併設の展示場ではワイヤレスマイク関連メーカー各社にお願いし、最新のデジタルワイヤレスマイクを含む機器類のデモンストレーションを予定しています。
最後に皆様にあらためてのお願いとなりますが、前述のようにセミナーの内容がテクニック志向の強いものとなっておりますので、特に日頃から現場で活躍されている若い技術スタッフの方々はお誘いあわせの上、ふるってご参加くださいますようお願い申し上げます。
明けましておめでとうございます。謹んで新年の御挨拶を申し上げます。昨年は大変お世話になりました。賛助委員会委員長として、特ラ連の活動に十分参画できず反省の年明けを迎えております。というご挨拶を2006年の新年でも同じことを言っており、進歩の無さに、愕然としています。
一方、ラジオマイクの世界は、まずはB型、そして、遂にA型もデジタル方式が法制化され、国内メーカーから、A型の新製品が発表されるに至りました。
電波法改正のためにデジタル方式のあるべき姿について、ARIBで、真剣に議論し、より良いものへと発展するよう一字一句吟味して報告書をまとめたことを、懐かしく思い出します。
この、A型の法制化は、単にデジタル方式が追加されただけでなく、周波数帯の拡大および空中線電力の限度の増大を伴っており、将来へ向けて、その可能性を広げる大きな変革だと感じております。
いよいよ、“もの”が登場し、新たな運用調整が求められる時代へ入ってまいります。周波数帯の拡大と空中線電力の増という未経験の領域が始まりますが、会員の皆様のスムーズな運用が図られるよう、賛助会員各社との協力により、運用に関するわかりやすい技術情報の提供に努めて行きたいと思いますので、本年もよろしくお願いいたします。
新年明けましておめでとうございます。
デジタル特定ラジオマイク(A型)を本格的に普及させるべき年の幕開けです。
皆様もご存じのとおり、昨年3月に電波法が改正され、特定ラジオマイクもデジタル方式が認可されました。デジタル方式においては、アナログ方式と異なり、FPU1〜4ch帯すべてを使用でき、また、10mWの出力規格のみが50mW出力も選択出来るようになります。
年内中に国内3社よりデジタル対応製品も、発売されるとの発表もあり、いよいよ実運用時代の到来です。
私が開発に携わってきたデジタルラジオマイク(B型)を、昨年導入し運用していただいたお客様から、多チャネル運用に対し、大変高い評価を頂いております。デジタルが普及する環境は整ったと思われます。
このことから、技術委員会としては、デジタルならではの使用方法やアナログでは想定できなかったメリットなどをテーマに選定し、ユーザ及びメーカ双方の視点で、デジタルのさらなる普及促進に向けた議論を展開して行きたいと考えております。
最後になりましたが、引き続き会員の皆様のご支援、ご協力を賜りますようお願い致しまして新年の挨拶とさせていただきます。
う、賛助会員各社との協力により、運用に関するわかりやすい技術情報の提供に努めて行きたいと思いますので、本年もよろしくお願いいたします。
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