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平成21年 通常総会 報告

 特定ラジオマイク利用者連盟は、平成21年6月11日(木)、東京都北区の「北とぴあ」において、21年通常総会ならびに各種行事を実施いたしました。
1 通常総会
15:00〜15:55 14階 瑞祥の間
2 第9回功績賞表彰式
16:00〜16:30 14階 瑞祥の間
3 セミナー「音響教育の現場から」
16:45〜17:55 14階 瑞祥の間
出席者 69名
4 懇親会
18:00〜20:00 16階 天覧の間
出席者 76名

1 総会

 田中専務理事の司会で行われました。
 出席者29名、委任状提出者190名で、規約27条の通常総会開催のための、正会員の1/10を超えており通常総会は成立しました。

八幡理事長挨拶

 「特定ラジオマイク利用者連盟もおかげさまで来年は20周年を迎えることになりました。ワイヤレスマイクの環境もだいぶ整理され、デジタルマイクも世に出ることになりました。これを機に皆様の関心も高まり、またわれわれの周囲に更にご協力をお願いしなければならないと思います。われわれの世界も更に広がった、ということをご報告して挨拶といたします。」

第1号議案

平成20年度事業報告・20年度収支決算ならびに監査報告
 平成20年末(平成21年3月31日現在)、会員数は869、会員の所持するA型ワイヤレスマイクは11,389本(イヤーモニターも含む)であります。当連盟事務局へ寄せられる運用連絡は1日平均174件になりました。調整連絡の発信数は72,669件で、東京モーターショー等のビッグイベントのない今年度は例年の平均的連絡・調整数に留まりました。
以下、各項目を記します。
  1. 会員数と所持マイク数の推移
  2. 運用連絡・調整関係
  3. 免許申請
  4. 新システムの開発 
  5. 事務局要員体制
  6. 情報収集と調査研究
  7. 理事会ならびに各委員会
  8. 組織と管理
  9. 平成20年度収支決算並びに監査報告
 収支計算書、正味財産増減計算書、貸借対照表の内容については事務局より説明、監査報告は監事の金子、國枝両氏が報告され、第1号議案は満場一致で可決されました。

第2号議案

平成21年度事業計画(案)・平成21年度収支予算(案)
 2008年は、B型ワイヤレスマイクがデジタル製品化され、2009年はいよいよA型ワイヤレスマイク・デジタル化が実現、製品化への現状は今のところ把握できていませんが、ユーザーの後押しを受けて遠いことではないように思われます。今期の新規会員数はA型ワイヤレスマイクのデジタル化に伴い、前年度より増える見通しもありますが、上向かない経済情勢の影響も受けて45会員前後の増と思われます。所有本数は既存のマイクを新規のものと、更新する例が増えていることから、全体の本数の増加は鈍いものと思われ、約350本程度と想定しました。
 以下主要項目を記します。
  1. 会員数と所有マイクロホン本数
  2. 運用連絡・調整
  3. 免許申請
  4. 新システムの開発と本格運用
  5. 事務局要員体制
  6. 情報収集と調査研究
  7. 理事会ならび各委員会
  8. 組織と管理
  9. 平成21度 収支予算案
について、事務局より説明があり、第2号議案は満場一致で可決されました。

第3号議案

平成21年〜22年度(2009〜2010年度)新理事の選任

第4号議案

その他
 特にありませんでした。
 理事長の閉会の挨拶を持って、総会は終了しました。

2 第8回 功績賞表彰式(総会報告の後半にあります)

3 総会セミナー「音響教育の現場から」

講 師:音響芸術専門学校 理事・教務部長
菊田俊雄氏
 テープ録音以前の現場の話から、最近の専門学校等の状況を分析して分かりやすくお話していただきました。詳しくは110号に掲載します。

4 懇親会

 総務省より、総合通信基盤局電波部移動通信課・課長補佐 林 義也氏、第一技術係長 金子 稔氏、主任 江尻 美行氏、技官 鈴木 勝裕氏、関東総合通信局無線通信部陸上第三課 菊地 仁志氏の5氏が参加されました。また会員および関連団体から多くの方々にご参加いただき有難うございました。
 また、先ほどの理事会において新理事体制が決まり、八幡泰彦氏が理事長に選任されました。

懇親会会場

八幡新理事長の挨拶

 「特ラ連は来年、20周年を迎えます。いつも言うことですが皆様方のご理解と譲り合いの精神、これは現代で一番欠けているのではないかと思いますが、それで運用連絡が出来ているわけです。今後ともよろしくお願いいたします。」

総務省移動通信課 課長補佐 林 義也氏は

 「特定ラジオマイクのデジタル方式の制度化について多くの方々にご協力いただきまして、大きな成果を上げ3月末制度化出来ました。皆様に御礼申し上げます。
 800MHz帯は携帯電話を中心に極めて多くの無線局で使用されている周波数帯ですが、ラジオマイクも重要な役割を持つシステムとして今後とも周波数が確保され、有効に使用される制度が整備されたという点でほっとしているところです。今後とも適正な利用にご協力をお願いします。」と挨拶された。

 乾杯の音頭は、当連盟監事の金子孝の発声でパーティとなり、中締めは関連団体である、社団法人 日本ポストプロダクション協会 鈴木泰助氏にお願いしました。

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