<<pre Index next>>

 第21回 技 術 委 員 会 報 告


  
日 時: 平成20年4月8日(火)15:00〜17:00
場 所: 特定ラジオマイク利用者連盟 事務局
出席者: 八幡泰彦(理事長)、
宮前真二(技術委員長・タムラ製作所)、
稲留 浩(サークル)、
小川一朗(ソニー)、
北出和夫(ティー・ピー・オー)、
橋本喜代志(SCアライアンス)、
藤井修三、今岡 隆(日本MSI)、
吉田英明(副委員長)。
事務局: 田中章夫(専務理事)。
欠席者: 谷口尚平(松下)、
田村 進(日伸音波製作所)、
橋本 務(キャット)、
古澤 誠(NHKメディアテクノロジー)。
 議 題
審議事項
1. 市販ワイヤレスマイク総覧の作成について
 メーカー・輸入販売会社に情報提供を依頼する具体的な内容について審議した。情報提供依頼はアンケートの形とする。アンケートの回収、集計を行った後、6月を目標にまとめる予定。タイトルは「ワイヤレスマイク総覧」とし、版を年月で明記して改訂を行っていくこととした。
2. その他
情報通信審議会 情報通信技術分科会 小電力無線システム委員会 特定ラジオマイク高度化作業班(第1回)について
 田中専務理事から、作業班では同じエリアで同時使用を現在の20本を30〜50本程度にするための高度化・デジタル化の導入が検討されることになった。対象の周波数は770MHzから806MHzまでとなっている。また、芸団協と特ラ連とで「A型ラジオマイクに対しての舞台芸術ユーザー側からの要望事項」を作業班に提出した。これは波数・出力・遅延の三本柱で、デジタル化による遅延の関係でアナログは存続を要望している、との報告があった。
委員会ではイヤーモニターのデジタル化で要望する周波数帯・出力の検討を行った。委員からは、10mW出力の現状と海外事情の報告があり、100mW出力および送信用の指向性アンテナ使用を要望する意見があった。
 審議の結果、遅延確認のためデジタルワイヤレスマイクのテストを行う。帯域・出力について放送局と話し合う。FPU−1CH、3CH帯はデジタル化を、2CH、4CH帯のアナログは残すことを要望する。こととした。 
以上
(吉田)

 第22回 技 術 委 員 会 報 告


  
日 時: 平成20年7月14日(月)15:00〜17:00
場 所: 特定ラジオマイク利用者連盟 事務局
出席者: 八幡泰彦(理事長)、
宮前真二(技術委員長・タムラ製作所)、
稲留 浩(サークル)、
北出和夫(ティー・ピー・オー)、
橋本喜代志(SCアライアンス)、
今岡 隆(藤井修三代理・日本MSI)、
吉田英明(副委員長)。
事務局: 田中章夫(専務理事)。
欠席者: 小川一朗(ソニー)、
谷口尚平(松下)、
田村 進(日伸音波製作所)、
橋本 務(キャット)、
古澤 誠(NHKメディアテクノロジー)。
 議 題
報告事項
1. 特定ラジオマイクの高度化について
 田中専務理事から、配布資料によってアドホック会合の進捗状況報告があった。総務省、放送局、ユーザサイドで合意できた内容は、2帯4帯のアナログは残す、FPUの36MHz全帯域でデジタル化ワイヤレスマイクを使用可能とする、デジタルの出力は50mWまで可能とする、で今後上部組織の作業班へ提案することになったとの報告があった。
2. ワイヤレスマイク総覧について
 メーカーおよび輸入販売会社18社に対して掲載のためのアンケートを依頼している。現在のところ12社から回答があった。未着分については8月中のアンケート返送を再度依頼することとした。発行は技術セミナーでの配布を視野に入れ制作に取り組んでいく。
審議事項
1. 平成20年度技術セミナーについて
 11月26日頃の開催を念頭に内容を討議した。デジタル化に関する最新情報や平面波スピーカの定位について、また、オペレータ向けの基本的なセミナーや功績賞受賞者によるセミナーが提案された。二次電池セミナーについても、現場での実績を含めて提案があった。次回委員会で概要を決めることとなった。
2. その他
運用調整距離について
 デジタルが許可になったのち現在のアナログと併用となる。そのとき必要となる運用調整距離を審議した。通信エリアを10mWは30m、50mWは100mで算出し、デジタルワイヤレスマイクを使う場合は10mW、50mWとも干渉距離は同じとすること。また、妨害波と希望波がデジタルとアナログの組み合わせでは、妨害波がアナログのときとデジタルのときで距離が違ってくるが、その場合は大きい方の距離を適用することとした。
以上
(吉田)
<<pre Index next>>