2017年5月1日 第156号
平成29年3月10日(金)15:00~17:00 中野サンプラザ 15階フォレストでNHK、在関東民放各局、民放連、総務省 関東総通局、当機構の理事・監事と事務局職員合わせて参加者は26名で開催さた。
田中理事長より冒頭、八幡会長は体調崩して療養中で皆様によろしくとの伝言を頂いている旨の報告があった。
「この懇談会は皆様のご支援の下で毎年開催して17年目になりました。お互いに忌憚のない意見交換をして音声を通して芸術文化の向上に大いに貢献していると確信しています。有難う御座いました。」との挨拶があり恒例になっている全員による自己紹介があり、本題に入った。
① 田中理事長より恒例になっている
「FPU・ラジオマイク運用連絡懇談会」
の意義と概要を歴史的過程にも触れながら話された。
②
「最新の技術情報」
では
ⓐ 引き続き田中理事長より、「TVホワイトスペース等利用システム運用協議会」の動きと話題として、新周波数帯の連絡票の提出方法と調整結果の受領の仕方等について音響会員と放送局の対応についての報告があった。
音響会員は原則として、特定ラジオマイクを運用する現場担当者から連絡票が送られて特ラ機構の事務局で統合データベースに入力しているが放送局関係は原則的には音声担当者としているが、各放送局の独自事情によりアレンジされている。
ⓑ「事務局の一元化」(「TVホワイトスペース等利用システム運用調整協議会」の事務局)について平成30年度には事務局の一元化で新しい体制を組むことになるので意見をまとめたいとして、特ラ機構の運用調整業務の25有余年の経験から言える考察した資料を簡単に説明された。
ⓒ「ラグビーワールドカップ2019」の概要として、(公財)ラグビーワールドカップ2019組織委員会管理局 ICT統合企画部 水間 玲 部長様から、現在の取り組み状況について、資料により説明を受ける。「 組織が立ち上がったばかりですが音響会員・放送局の関係各位皆様のご協力を頂いて大会を成功させたい。」との話があり、これを受けてNHKアイテックの営業本部 岩田昭光担当部長様より自らの経験でオリンピック、サミットなどで各国の世界的規模での無線のコントロールの難しさなどを聞かせていただいた。今後、我々も国際化を見据えた運用調整にも目を向ける必要があるのではないかと思った。
③
意見交換
ラグビーワールドカップ 、 オリンピック、サミットなどで各国の世界的規模での無線のコントロール等について活発な意見交換があった。
④
ご来賓の挨拶
総務省 関東総合通信局・無線通信部・陸上第三課 金子 義政 電波検査官(グループ・リーダー)様より「皆様方のお話をお聞かせいただき、有難う御座いました。新しい周波数帯移行も大詰めに向かって続いていますが、引き続きよろしくお願いします。」とのご挨拶を頂いた。
⑤ その後、場所を変えての
懇親会
では久しぶりにあった仲間と音声に関係する方も日頃音声に余り関係しない方も10年来の仲間のごとく明るく弾む言葉が行き交い、大いに盛り上がった。最後に渡邉専務理事の一本締めでお開きとなった。