2016年9月1日 第152号  前 目次 次
最新の運用連絡・調整総件数(現行と新周波数帯)

Ⅰ 各年度月別総連絡・調整件数 


4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 月平均
24年度 16,962 17,349 17,241 18,505 17,587 22,472 21,945 20,251 20,702 15,721 18,947 19,929 227,611 18,968
25年度 18,692 20,724 18,619 19,034 19,591 23,545 26,458 35,978 26,087 19,180 22,080 23,610 273,598 22,800
26年度 22,117 22,048 21,117 22,575 23,028 28,445 35,228 30,007 27,148 20,058 26,165 27,365 305.301 25,442
27年度 25,820 26,057 24,741 26,402 26,310 30,586 35,837 32,149 26,878 22,670 23,948 28,412 329,810 27,484
28年度 25,906 26,434 29,533 30,042                    
2016.08.07.現在.



新周波数帯の総連絡・調整件数

各年度各月別総連絡数


4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 月平均
26年度 2,858 2,730 2,825 2,501 2,880 5,366 19,160 1,598
27年度 6,412 6,913 7,797 8,969 10,260 11,271 14,135 12,704 11,130 11,499 13,329 18,092 132,511 11,043
28年度 19,161 20,485 24,364 25,677
29年度
2016.08.07.現在

現行周波数帯の総連絡・調整件数

各年度月別総連絡数


4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 月平均
24年度 16,962 17,349 17,241 18,505 17,587 22,472 21,945 20,251 20,702 15,721 18,947 19,929 227,611 18,968
25年度 18,692 20,724 18,619 19,034 19,591 23,545 26,458 35,978 26,087 19,180 22,080 23,610 273,598 22,800
26年度 22,117 22,048 21,117 22,575 23,028 28,445 32,370 27,277 24,323 17,557 23,285 21,999 286,141 23,845
27年度 19,408 19,144 16,944 17,433 16,050 19,315 21,702 19,445 15,748 11,171 10,619 10,320 197,299 16,442
28年度 6,745 5,949 5,169 4,365
29年度
2016.08.07.現在

当期(平成28年4月から7月)と前期(平成27年4月から7月)の
                             運用連絡・調整業務の比較

  • (1)現行周波数帯と新周波数帯の運用連絡・調整総件数は
    現行周波数帯の運用連絡・調整総件数は前期に比して50,701件の減
    新周波数帯の運用連絡・調整総件数は前期に比して59,599件の増
  • (2)連絡と調整の比率は
    前年期は1.7倍で当期は1.2倍である。

Ⅱ.特定ラジオマイクが運用された主なイベント
  (平成28年4月~28年7月)

イベント名 日 程 施 設 運用社数 ブ-ス数 マイク・イヤモニ
2帯 4帯 2/4帯 デジタル
1-4
TVWS 1.2
711-714
バリアフリー2016   4/21 - 4/23 インテックス大阪 6 6 4   3   15   22
ニコニコ超会議 4/29 - 4/30 幕張メッセ 18 32 10 3 26
E4
4 114
E1
13 175
ビューティーワルドジャパン2016   5/16 - 5/18 東京ビッグサイト 11 16 3 2 6 3 20 11 45
教育ITソリューション   5/18 - 5/20
東京おもちゃショー   6/9 - 6/12 東京ビッグサイト 10 11   1 11   36
E2
19 69
次世代ワールドホビーフェア'16   6/25 - 6/26 幕張メッセ 10 13 8 2 19
E1
7 32
E1
13 83
PV Japan 2016   6/29 - 7/1 パシフィコ横浜 10 11     7   22 3 32
運用局数20局以上を表記 ※周波数配分イベント    表1

 平成28年4月から7月の4ヶ月間に、首都圏の主な施設で特定ラジオマイクが運用されたものは59催事(コンサートツア-除く)。昨年は96催事でしたので、この期間の特定ラジオマイクを運用するイベント件数は減少し、各催事で運用された特定ラジオマイクも局数を減らしました。
 ニコニコ超会議で175局(昨年226局)の運用連絡があり、現行アナログ700MHz帯とTVWS帯について周波数配分を行いました。

イベント状況とチャンネルプラン

「ニコニコ超会議2016」
チャンネルプラン A700MHz帯:木村
 「ニコニコ超会議2016」は4月29日~30日、幕張メッセの展示及びイベントホール全フロア使い開催されました。来場者は2日間で152,000人、来場者は若干昨年(15万1115人)を上回ったものの、ネット来場者は昨年(794万495人)より200万人減の554万と規模を縮小しました。  特定ラジオマイクの運用はイヤモニを含めて175局。A700MHz帯43局とTVWS帯115局に対して周波数配分を行いました。窓口の株式会社共立さんのご協力もあり、大過なく終了しました。
 イベントに持ち込まれる特定ラジオマイクの局数が減少している事と、各帯域に分散使用されるので周波数配分イベントは数を減らしました。又、リハーサル直前に特定ラジオマイクの使用局数が増え、ガイドラインを超えても現地でのお話し合いをお願いしたイベントがいくつかありました。その際に必要な事は、後から入った会員社は必ず運用連絡依頼票にある、すでに現地入りしている会員社に連絡を取る事です。先に会場入りしている会員社は既に話し合いを済ませている事もあり、また現地にいるのでほぼ最新の情報が入りにくい状況にあります。混信防止のためぜひ守ってください。
 
チャンネルプラン TVWS帯:甲田
 新周波数帯では、TVWS帯(専用帯を含む)114局、1.2GHz帯13局の運用がありました。TVWS帯114局についてチャンネルプランを組みました。
 TVWS帯での周波数配分のポイントはホール4~6のブース位置関係から混信を発生させないようアナログ方式の周波数配分に気を付けました。
 ホール8、超音楽祭(イヤモニ1局を含む21局)と一番多くの運用を担当された(株)共立さには独自にゼンハイザープランとの比較など、情報提供を頂き大いに助かりました。
 また、ホール4超鉄道を始め多くのブースに於いてフレキシブルに対応頂いたエディスグローヴさんにも感謝致します。
 今後の課題としては、多くの会員社が入られる展示会等では占有周波数帯域幅の狭いデジタル方式をご準備頂けるとありがたいと感じました。

Ⅲ.干渉報告

 平成28年8月6日(土) 帝国劇場 本嶋様より連絡があり、公演中の「王家の紋章」本番中700MHz帯(2帯)785MHz近くでより特定ラジオマイクへの強い干渉が発生した。当時、帝国劇場近辺での会員の運用はなく、FPUの運用も幹事局に届けは出ていない等により、原因は不明である。
 帝国劇場には、干渉時間と周波数の記録が残されている。これらの資料を今後の参考にしたい。
 この様に、干渉与える電波が会員でもFPUでもなく出力の高い時は不法無線局通報窓口として 関東総合通信局 電波利用環境課に03-6238-1804連絡する事も可能です。

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