2015年11月1日　第147号　　前 目次 次
最新の運用連絡と調整

最新の運用連絡・調整総件数（現行と新周波数帯）

Ⅰ　各年度月別総連絡・調整件数　

15．10．02．現在.

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 月平均
２４年度 16,962 17,349 17,241 18,505 17,587 22,472 21,945 20,251 20,702 15,721 18,947 19,929 227,611 18,968
２５年度 18,692 20,724 18,619 19,034 19,591 23,545 26,458 35,978 26,087 19,180 22,080 23,610 273,598 19,267
２６年度 22,117 22,048 21,117 22,575 23,028 28,445 32,370 27,277 24,323 17,557 23,285 21,999 286,141 23,845
２７年度 25,493 25,992 24,645 26,402 26,310 30,577 159,904 26,651


Ⅱ　運用連絡受信数と調整連絡発信数

　
「運用連絡受信数」
「調整連絡発信数」
2015年08月
10,320件
 （１日平均 332件）
15,990件
 （１日平均 515件）
2015年09月
10,660件
 （１日平均 335件）
19,917件
 （１日平均 663件）

総連絡数は前期（８月と９月）今期（８月と９月）を比較すると今期は前期に比して、５,４１４件の増であった。この原因は運用連絡数が前期に比して多かった。

新周波数帯の総連絡・調整件数

　訂正：理事会報告２６－０６に提示しました26年１０月～27年３月までの新周波数総件数に集計ミスがあり、ここに訂正します。

　各月別総連絡数

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 月平均
26年度             2,858 2,730 2,825 2,501 2,880 5,366 19,160 1,596
27年度 6,085 6,848 7,701 8,969 10,260 11,262             51,613 8,602
15.10.02.

現行周波数帯の総連絡・調整件数

　各年度月別総連絡数

  4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 月平均
24年度 16,962 17,349 17,241 18,505 17,587 22,472 21,945 20,251 20,702 15,721 18,947 19,929 227,611 18,968
25年度 18,692 20,724 18,619 19,034 19,591 23,545 26,458 35,978 26,087 19,180 22,080 23,610 273,598 22,800
26年度 22,117 22,048 22,117 22,575 23,028 28,445 32,370 27,277 24,323 17,557 23,285 21,999 286,141 23,845
27年度 19,408 19,144 16,944 17,433 16,050 19,315             108,294 18,049
15.10.02.

Ⅲ.特定ラジオマイクが運用された主なイベント　（平成27年8月～9月）

イベント名 日程 施設 運用
社数		 ブ-ス数 マイク・イヤモニ 計
2帯 4帯 2/4帯 Ｄ
1-4		 TVWS 1.2GHz
711-714
下水道展'15
7/28 - 7/31 東京ﾋﾞｯｸﾞｻｲﾄ東 13 16 3 14 21
17
55
ＳＰＯＲＴＥＣ
7/28 - 7/30
ヘルス＆フィットネスジャパン
楽フェス2015
8/1 - 8/2
東京デンタルショー
モンストフェスティバル2015
7/30 - 8/2 幕張メッセ 1 1



22　E2
24
癒しフェア2015　in　Tokyo
8/7 - 8/9 東京ﾋﾞｯｸﾞｻｲﾄ東 1 1 6 3 11


20
ジャパン建材フェア
8/21 - 8/22 東京ﾋﾞｯｸﾞｻｲﾄ東 6 7 4 16 2 4

26
国際鉄道模型コンベンション
8/21 - 8/23
浅草サンバカーニバル
8/29

パレードコース他 8 10 3
32　E8
5
48
Ｃａｒｅｅｒ　Ｆｏｒｕｍ
9/5

東京ﾋﾞｯｸﾞｻｲﾄ西 3 3 5
22


27
ダイエット＆ビューティフェア
9/7 - 9/9
ロジスティックソリューションフェア
9/8 - 9/9
ＩＧＡＳ国際総合印刷機材展
9/11 - 9/16 東京ﾋﾞｯｸﾞｻｲﾄ東 12 12
21 10
10　E2
43
東京ゲームショウ2015 ※ 9/17 - 9/20 幕張メッセ 20 36 4 6 113 56 E5 5 189
ツーリズムＥＸＰＯジャパン ※ 9/25 - 9/27 東京ﾋﾞｯｸﾞｻｲﾄ東 18 31 4 18　E1 62　E4 14 39
142
全日本模型ホビーショー
9/25 - 9/27 東京ﾋﾞｯｸﾞｻｲﾄ西 4 4
8 14


22
はじめての転職フェア
9/26

運用本数２０本以上を表記　※周波数配分イベント　　　　表１

20局以上の特定ラジオマイクが運用されたイベントを表記しました。
　多数局運用イベントは10件18催事。2件のイベントで2・4帯のマイク及びイヤモニについてのみ周波数配分を行いました。どのイベントにも利便性の高い2/4帯が多く持ち込まれますが、1及び3ｃｈを使えるデジタルマイクの使用局数も多く、TVWS帯の利用も増え、1.2GHzの運用も出始めました。
　事務局では、新周波数帯でのチャンネルプラン計算表を作成し、会員の皆様へのサービスとしてご提供できるようセキュリティ構築と配信準備を進めています。

イベント状況とチャンネルプラン

「東京ゲームショウ2015」
チャンネルプラン 事務局：木村
　 「東京ゲームショウ2015」は9月17日～20日の4日間、幕張メッセにて開催されました。出展企業・団体が480と過去最高数になり、来場者数は268,446人で歴代2位になりました。来場者と報道には動画配信サービス、バーチャルリアリティゲームが注目を集めました。特定ラジオマイク運用局数は189局で、運用記録(206局)を作った昨年には及びませんでしたが、多数局が使用されました。調整には苦労しましたが、運用社のご協力で大過なく終了する事ができました。
「ツーリズムEXPOジャパン2015」　
チャンネルプラン 事務局：木村
　「ツーリズムEXPOジャパン2015」は9月24日～27日(含プレス日)、東京ビッグサイト東1～5ホールで開催されました。141の国と地域、1,161の企業・団体が出展し、173,602人の来場者を呼びました。
　各国・地域の観光PRがあり、特定ラジオマイクは142局(含イヤモニ)が運用されました。昨年は103局でしたので、出展社ブースの増加と、各ブースが展示するだけではないPRに力を入れている様子が伺えます。
　開催2日目に混信連絡がありました（詳細は干渉報告）。

Ⅳ．干渉報告

干渉報告－１
日　時：　平成27年5月10日（日）
催事名：　わんわんワンダーランド
場　所：　広島文化交流館（広島文化学園ＨＧＢホール）
報告社：　株式会社　東京三光　
　平成27年5月10日（日）、イベント中の午後14:45～15:10までの間にノイズが5回位入った。使用周波数は611.075MHz との事にて、総務省 中国総合通信局 無線通信部　陸上課へ問い合わせ行った。
　残念ながら同時刻でのログには同周波数での外来等の記録は見つけられなかったとのこと、しかしながら、同施設さんへは総合通信局より今後も引き続きご注意頂くようお願いするとの返事を頂きました。
　特ラレポート 143号でもお伝えしましたように、お使いの周波数にノイズや干渉などの問題が発生した場合には、速やかに特ラ機構にご連絡頂くとともに、全国の総合通信局電波監理部とも連携して周波数環境の保全に努めたいと考えておりますので、ご理解、ご協力の程、お願い申し上げます。
干渉報告－２
日　時：　平成27年9月4日
催事名：　シアタークリエ公演「ＲＥＮＴ」
場　所：　シアタークリエ
報告者：　シアタークリエ　副支配人　伊藤
　舞台稽古中に舞台監視モニターテレビシステムの映像に縞模様の映像ノイズが重畳され、ひどい時は画面が縞模様のノイズだけになる。
　原因は舞台監視モニターテレビシステムの変調器がテレビホワイトスペースの34CHの特定ラジオマイクの周波数と干渉を起こしていた。
　今後について、この様にＵＨＦ変調器を使用している舞台監視モニターテレビシステムを運用する場合にはその周波数について、充分考慮した周波数の使用をして下さい。
干渉報告－３
日　時：　平成27年9月26日
催事名：　ツーリズムＥＸＰＯジャパン2015
場　所：　東京ビッグサイト東4ホール
報告社：　株式会社　シーマ
　平成27年9月26日（土）、開催2日目の「ツーリズムEXPOジャパン2015」のJALブース音響担当者より（アナログ2/4帯4局使用）、配分された周波数のうち1局が混信（音声がのっている）しているとの連絡が入りました。即刻当日出勤者よりチャンネルプラン担当者へ連絡すると同時に、運用連絡における周辺調査をした。原因としては、同一周波数は配分していないので、
  • １．チャンネル設定を間違えて同一周波数を使っているブースがある
  • ２．不法に同一周波数電波を発信している者がいる
という2つの可能性が考えられた。対応としては、本番2日目で猶予はありませんでしたので、当日出勤者より他の運用可能な周波数を連絡しました。
　この件につきましては、催事終了後の9月30日（水）に同社より再度メールでの報告がありました。理事会報告はもとより、技術委員会でも事故を防ぐ対応を審議していきたい。
干渉報告－４
その他　2件ほどありましたが、報告者の文書でなく口頭のみと言うことで今後の干渉実態の中で資料として活用させていただきます。
周波数の調整・チャンネルプランの作成及び連絡、運用社同士の打合せには
事前の時間が必要です。運用連絡はなるべく早めに出してください。


前 目次 次