2015年1月1日 第142号  前 目次 次
最近の運用連絡と調整
平成26年10月~11月

Ⅰ 各年度月別総連絡数

14.12.01.現在.

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 月平均
23年度 11,975 15,521 16,293 17,091 16,166 18,403 24,775 23,460 31,848 15,610 17,348 20,581 229,071 19,089
24年度 16,962 17,349 17,241 18,505 17,587 22,472 21,945 20,251 20,702 15,721 18,947 19,929 227,611 18,968
25年度 18,692 20,724 18,619 19,034 19,591 23,545 26,458 35,978 26,087 19,180 22,080 23,610 273,598 19,267
26年度 22,117 22,048 21,117 22,575 23,028 28,445 32,370 27,277 198,977

Ⅱ 運用連絡受信数と調整連絡発信数

 
「運用連絡受信数」
「調整連絡発信数」
2014年10月
8,606件
(1日平均 278件)
23,764件
(1日平均 767件)
2014年11月
8,389件
(1日平均 280件)
18,888件
(1日平均 630件)

運用連絡受信数を前年同期間(10月から11月)と比較すると会員は435件の増
   放送局は407件の増、トータルすると761件の増であった。
   なお、FPUは81件の減であった。
調整連絡発信数は前年同期間(10月から11月)と比較すると会員は3,896件の減
   放送局は346件の増、トータルすると3,550件の減であった。

総合的には、前年同期間(10月から11月)と比較すると会員3,461件の減、
   放送局は672件の増、トータルすると2,789件の減であった。
   要因は今年度は東京モーターショーの開催年でないので、調整連絡数の減となったと思われる。

Ⅲ.特定ラジオマイクが運用された主なイベント (平成26年10月~11月)

イベント名 日程 施設 運用社数 ブ-ス数 マイク・イヤモニ
2帯 4帯 2/4帯 デジタル
国際福祉機器展 2014 10/1 -  10/3 東京ビッグサイト 16 24 12 26 16 9 63
東京パック 2014
10/7 - 10/10 東京ビッグサイト 6 9 4 9 4 8 25
CEATEC JAPAN 2014 10/7 - 10/11 幕張メッセ 19 28 28 31
E3
46
108
芸能人スポーツ男子頂上決戦 10/8 - 10/9
Itpro EXPO 2014
10/15 - 10/17 東京ビッグサイト 6 8 6 7 8
21
2014 洗浄総合展
JAPAN Robot Week 2014
JIMTOF 日本国際工作機械見本市
10/30 - 11/4 東京ビッグサイト 10 13 5 24
4 33
HOSPEX JAPAN 2014
11/12 - 11/14 東京ビッグサイト 10 18 4 5 30
39
JAPAN TEX 2014
クリーンエキスポ 2014
JAPAN HOME SHOW 2014
熱電プラザ 2014
11/19 - 11/21 東京ビッグサイト 6 9
12 21 4 37
ハイウェイテクノフェア 2014
11/20 - 11/21
2014 楽器フェア
11/21 - 11/23
Maker Faire Tokyo 2014
11/22 - 11/24
Inter BEE 2014
11/19 - 11/21 幕張メッセ 11 11 4 8 18
E1
7 38
Inter BEE EXPERIENCE
11/19 - 11/20
全日本理容選手権決勝大会
11/17 - 11/18

 2014 年10 月から11 月の2ヶ月間に、主な施設で特定ラジオマイクが運用されたものは52 催事(コ ンサートツアー除く)。昨年は48 催事でしたので、この期間の特定ラジオマイクを運用するイベン ト件数は横ばいです。
 期間中3催事2件の周波数調整あるいは周波数配分を行いました。

イベント状況とチャンネルプラン

「国際福祉機器展」
チャンネルプラン 事務局:木村
 10 月1日から3日まで東京ビッグサイトにて 「国際福祉機器展」が開催されました。
 アジア最大規模の福祉機器総合展示会で、最新の福祉機器の情報提供と福祉・介護・リハビリに関連する動向、生活のあらゆる場面で必要になる福祉・介護機器等の展示がありました。
 使用された特定ラジオマイク(イヤモニを含む)は63 局で大過なく終了しました。
「CEATEC JAPAN」「芸能人スポーツ男子頂上決戦」
チャンネルプラン 事務局:木村
  2014 年10 月7日~ 11 日、幕張メッセ(H1-6)で「CEATEC JAPAN」が開催されました。同時開催に「芸能人スポーツ男子頂上決戦」(H7-8)があり、チャンネルプランは併せて作成しました。
 入場者数は昨年を上回り150,912 人。日本人のノーベル賞受賞で科学先端技術への興味の流れが後押しした感もありました。
 両方のイベントで運用された特定ラジオマイクは108 局。混信報告はありませんでした。
 「InterBEE2014」ではメーカーのデモ用として又通常使用として新周波数帯域のラジオマイクが運用され, 他のイベントでも使用がみられるようになりました。今後は新周波数帯ラジオマイクのイベント会場での運用状況報告も掲載していきたいと思います。

※ 新旧共に運用連絡は早めのご提出をお願い致します。


Ⅳ.干渉報告

1.報告者 株式会社サウンドアクションご担当 指田英樹様
 平成26 年10 月30 日㈭ 午後4時 埼玉県所沢市 西武遊園地でのELECTRICK Halloweenイベントで 2帯780.000MHz にノイズが入るが 隣接する無線局の運用はどうなっているか?との問い合わせがあった。
運用連絡システムの地図検索からも隣接する施設等はなく、また近辺での運用連絡もないので、無線局からの混信ではなく、LED 照明関係のノイズではないかとの疑問を残したが、後日本番での運用では該当する周波数を避け無事イベントは完了したとのことでした。
2.報告者 株式会社ジョイサウンドプロモーションよりFAX で
 平成26 年11 月11 日㈫ 午前11時40分(運用予定12時~21 時)茨城県水戸市南町3-3 水戸ライトハウスでイヤモニ2/4 帯を運用したいとの緊急連絡があり、急遽 茨城県ひたちなか市を中心とする LTE 携帯基地局の電波を停波した。幸い敏速な停波作業が行われて、干渉によるトラブルの発生はなかった。
 運用連絡については 早め々の申請をよろしくお願いします。
3.報告者 放送局 「岩手朝日放送」 武蔵様
 平成26 年11 月15 日㈯ 岩手県岩谷堂字反町で「旅サラダ・いいとこ」(8時30分から9時30分 生放送)4帯6波使用、リハーサルでは全く問題なかったが、本番10秒前より1波は「バリッバリッ」と大きなノイズが混入し、もう1波は音が抜ける様な寸断状況であった。予備の局に変更する時間もないため使用せざるを得なかった。との連絡が特ラ機構事務局に17 日に寄せられた。その近傍での特定ラジオマイクの運用連絡は出されていない。原因は分からなかったが、現場の状況として大型のトラックの出入りがあったとのことである。


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