1.日 時 | 平成26年08月06日(水)(午後3時~5時) |
2.場 所 | 「中野サンプラザ」 6階「フラワールーム」 |
3.出席者 | (会長・理事・監事総数22名)
- (出 席)
- 石橋 透、伊藤 博、太田洋世(小間新五)、小野良行、金光浩昭、北口紀雄、
小松 誠(昆布佳久)、小俣公洋、鈴木久利、田中章夫、西澤勝之、右田研介、 吉田廣嗣、渡邉邦男。
金子 孝、國枝義久(監事)。
- (委任出席)
- 八幡泰彦、高柳照夫、則行正信、橋本秀幸、津田浩之、橋本喜代志。
- (欠 席)
- 。
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- 4.議 題
- 理事長が時候の挨拶をした。
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5.[報告事項]
- (1)運用連絡と調整の近況について
- 配布別紙資料による説明を受ける。(別項目あり)
- (2)「特ラ機構レポート」
- 139号は6月30日に発送済みです。
140号は8月下旬に発送予定です。主な内容は、技術賞一般部門金賞を受賞された、株式会社東京サウンドプロダクションの戸塚夏樹さんの記事、学生部門審査員奨励賞を受賞された、日本大学の廣中愛子さんの記事など。ちょっとブレイクは当機構理事鈴木久利さんにお願いしました。
- (3)各委員会報告
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- ① 編集委員会
- 第44回編集委員会は、平成26年8月1日(金)当機構事務局において開催されました。出席者は7名でした。主に140号の掲載記事について話し合われ、情通月間、総会セミナーの報告記事などを掲載予定です。
- ② 技術賞委員会 「第14回 特ラ機構 技術賞」について
- 新組織になって、一回目の技術賞です。4月16日に選考会を開催しました。結果は学生部門、一般部門、イベント作品放送番組作品についての紹介があった。なお、授賞式等の詳細は、139号に掲載しました。
- ③ 賛助委員会、企画委員会、技術委員会
- 各委員会共に業務多忙で単独開催は出来ませんでした。
- ④ 平成26年 第1回理事会(メール審議)を開催
- 平成26年5月16日に平成26年度の新しい理事体制について、各理事宛にメール審議として資料をお送りして、審議をお願いし、特に問題なく承認され、平成26年 「特ラ機構」総会に諮り承認された。
- ⑤ 平成26年 臨時-1理事会理事会
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- a.平成26年7月16日に開催、メインの審議事項は来年度の運用調整費を含む平成27年度予算について、審議しましたが、運用調整費について補足説明が必要となり、平成26年度第2回理事会の審議事項とした。
- b.特定ラジオマイクの電波利用料と運用調整費用
特定ラジオマイク1本で2局運用する特定ラジオマイクの電波利用料ついて総務省の考えは7月9日の段階で1局とすることになった。
運用調整費は暫定として、電波利用料に合わせて1局とするが、運用調整費の基本は送信している波に対して調整するもので、今回は暫定として、認める事にして将来に検討の余地を残して承認された。
- ⑥ 現行システムの交換
- 5年前から活躍してきたDell PE-2900の後継として、Dell T320A を導入しました。ご承知のようにPCの寿命は約5年、これにMicrosoftのソフト SQLサーバー2003がサポートを停止するということで、サーバーの交換に踏み切りました。
新しいサーバー関連の構成は、
- 1) サーバー Dell Power Edge T320A
- 2) OS Microsoft Windows Server 2012 R2 Essentials Edition
- 3) DBソフト Microsoft SQL Server 2012 Standard Edition
- 4) UPS Smart-UPS SMT 1000J
となっています。
もう一つ、長い間親しんできた地図ソフト、「Pro Atlas」が更新を停止して3年経過し、さすがに掲載されていない建築物が増え、さらに、Windows XPのサポート停止からWindows 7へPCは移行、これにも対応できず、やむを得ず現状でPCによる運用が可能な唯一の地図ソフト「Super Mapple Digital 14全国版」に交換しました。このリプレース作業全体の日程は平成26年7月1日(火)の本体設置場所の準備から6日(土)の本体交換、その後プログラム修正等の残作業もあり7月末までには完了しました。
- (4)総務省関係、ARIBの報告
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- a.総務省関係では
- ① 平成25年6月2日 電波の日 総務省の記念式典に八幡会長、田中理事長、木村総務部長が関東総合通信局には石川職員が参加した。
- ② 平成26年7月7日 関東総通局 無線通信部長に着任された則武 潔氏に八幡会長、田中理事長、木村総務部長、石川職員で挨拶に行った。
- b.ARIB関係では
- ① 平成26年5月13日 RM WGに田中理事長、甲田技術委員長が出席した。
- ② 平成26年5月16日 ARIB主催 情通月間「電波の日記念講演」(明治記念館)に武藤リーダー、石川職員が参加した。
- ③ 平成26年6月13日 RM-WG周波数帯呼称と電波利用料に田中理事長、甲田技術委員長が出席した。
- ④ 平成26年6月17日 ARIB総会は八幡会長が参加する予定であったが体 調整わず欠席した。
- ⑤ 平成26年7月31日 第92回ARIB総会に田中理事長が参加する。関係する議案はラジオマイクの用途分類で、新しい周波数帯になるので改定、特ラ連が、一般社団法人 特定ラジオマイク運用調整機構に改称、その他の名称の変更などが承認された。
- (5)平成26年 関東広域圏幹事局挨拶
- 例年は5月前後に実施していたが、全体状況を勘案して、日程を検討する事にした。
- (6)PASの動き
- 特になし。
- (7)平成25年度情報通信月間推進協議会
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- a.平成26年度第2回運営連絡会が、平成26年4月24日(木)日本消防会館会議室において開催されました。内容は、平成26年度情報通信月間参加行事について、参加行事に対する援助金、中央記念式典祝賀会について説明がありました。
平成26年度情報通信月間は、5月15日~6月15日で、「夢がひろがる、未来へつながる、ICTスマートライフ」をテーマに行われました。
- b.平成26年度情報通信月間参加行事は当機構として、本年度も6月19日(木)に、総務省 関東総合通信局と共催で「特定ラジオマイクの現状と今後」を大テーマに、総務省 総合通信基盤局 電波部 移動通信課 課長補佐 伊藤 英和 氏に「移動通信の最近の動向と特定ラジオマイクの周波数移行について」と題して講演いただきました。また、当機構の 中島・甲田両名による「新周波数帯対応統合データベースの概要と、新周波数の運用調整に係わる説明」を行いました。当日の参加者は65名で2時間30分の講演会でした。
講演会最後の質問コーナーについては別項目に記載します。
- (8)平成26年度の年会費納入状況と未収金
- 年会費・運用調整費はほぼ順調な納入状況です(7月31日現在、1,114件、119,823,776円の請求に対し、987件、107,359,532円の納入がありました)。まだ振込のない127件、12,464,244円に関しましては、個別に振込依頼をしていく予定です。ご協力よろしくお願いします。
- (9)平成27年度予算書の発行
- 周波数帯移行に伴い運用調整費を見直ししている関係で、例年より2~3週間遅い8月中旬頃に241の公共施設宛に発送予定です。現時点では今後の見通しを立てるのが難しく、暫定金額での提示となりますが、これより高くなることはないよう努めたいと思っておりますので、ご理解のほど宜しくお願いいたします。
- (10)ITS実験 (Intelligent Transport System)
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- トヨタ関係
- ・東富士研究所では平成24年4月から現在も実験が続いている。
- ・トヨタ市内6ヶ所(24時間体制)でも引き続き実験が平成26年9月までスケジュールが入っている。
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デンソウ関係
- ・デンソウ本社内コースと網走テストセンター共に平成26年2月で次の予定は来ていない。
この4実験とも不具合の発生時は実験を休止することになってます。尚、中心周波数は760MHz±5MHzです。
- (11)短信・その他
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6.[審議事項]
- (1) 会員の入退会 平成26年04月~26年07月分
- [入会]
北海道: 滝川市(滝川市文化センター)
関 東:門田 圭介、株式会社東京オフラインセンター
近 畿:株式会社スタジオ・エキス
[退会]
関 東:プロジェクト2000共同事業組合(SHIBUYA-AX)、有限会社エスワン
近 畿:株式会社デジタルプラネット衛星放送
平成26年7月末現在 1,115会員
アナログマイク局数 18,964(2:3,109 4:7,753 2/4:8,102)
デジタルマイク局数 152(3:6 1~3:34 2~3:6 1~4:106)
イヤモニ局数 993 (2:127 4:128 2/4:738)
合 計 20,109局(平成26年7月末現在)
- (2)平成27年度の全体予算と運用調整費
- 配布別紙資料による説明を受ける。
平成26年度の臨時-1の理事会(平成26年7月16日実施)のご意見を受けて、平成26年7月28日付けで標記の件の書類審査のため、関係書類をお送りして、その結果をもって理事会の審議に入りましたが、意見を要約して再度メール審議になり、その確認をしているので、まとめまでに若干の時間が必要となりました。
- (3)電波利用料について
- 電波利用料については関係方面で議論されている状況で、結論が出しだい、周知したいと考えています。との見解が述べられ了承された。
- (4)周波数移行関連事項
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- ① 「推進協会」 関連事項
- a.「ひたちなか市」(11カ所)で認定開設者の実験試験局の運用調整について配布別紙資料による説明を受ける。
周波数を共用をするので覚書に平成26年7月8日に署名した。免許の有効期間は平成26年8月~平成27年3月予定です。なお、推進協会と特ラ機構運用連絡サーバーの改修検討について協議をおこない、その改修費用については推進協会にご負担していただく事とした。
- b.月例会の設置
配布別紙資料による説明を受ける。
平成26年7月24日推進協会 深田専務理事、特ラ機構 田中理事長、を軸とするメンバーにより意見交換を行なった。
その要旨は毎月「定例の情報交換会議」実施し、今後も引き続き柔軟な対応の中で会員の皆様にご心配をかけない移行に役立てていくことにしたい。特に問題なく承認された。
- c.「特定ラジオマイクと700MHz帯携帯基地局との運用調整ハンドブック」作成
配布別紙資料による説明を受ける。
「特定ラジオマイクと携帯基地局との周波数共用に関する協定書」とそれに合わせた「基本合意書」に則り、現場でも簡易で分かり易く必要事項を記した「運用調整ハンドブック」を「特ラ機構」、「推進協会」、「認定開設者」の連名で作成した。意見として、緊急運用時の停波までの時間の確認として最大2時間、また、携帯基地局の電波を特定ラジオマイクの受信機で検聴したら幅広い帯域の連続音として聞こえる、運用担当者のメールアドレスも連絡表に記入することにした、などの意見交換があった。簡単な内容について「特ラ機構レポート140号」に別紙として同封する予定です。
- d. まとめ
これらの機会を会員皆様に役立つよう「推進協会」とも連携して、行きたいと考えています。いろいろアイディアや御提言がありましたら、事務局までよろしくお願いします。
- ② 「TVホワイトスペース等利用推進協議会」事務局対応
- a.協議会事務局を担当する電波技術協会には700MHz利用推進協会に負担頂く初期費用についての実務処理を含めて詳細は詰め切っていない。今後まと めていきたい。として了承されました。
- b.統合データベース作業班
新周波数帯の運用連絡で用いる統合データベースの作業班に中島役員、甲田グループリーダーが参加した。
第1次フェーズで構築したシステムの改善要求と、2次フェーズで構築する内容などについて協議をおこなった。
現在、作業班ではエリア放送における離隔距離を広く取りすぎることによる混信判定の問題が議論されているが、引き続き適正な範囲に収まるよう交渉を続ける。
- (5)700MHz帯 特定基地局の電波発射候補地(平成26年7月第1版)
- 配布別紙資料による説明を受ける。
提示された6ヶ所の候補地域は過去の会員の特定ラジオマイクの電波使用実績から、移動として使用する運用頻度はきわめて少ない。又、固定会員も少ない等により、周波数共用の協定書に則り対応する事にしたい。特定ラジオマイクの運用に支障のある時は従来からの、ITS実験などと同様で協定に則って、基本的には携帯基地局の電波は停波する。として、特に問題はなく承認された。
- (6)平成26年度理事の交代と体制
- 配布別紙資料による説明を受ける。
- 1 理事 西海成市氏は所属会社の異動により、交代に高柳照夫氏が対応することになった。なお、高柳氏の任期は規約により西海氏の残り期間です。
- 2 理事 小松 誠氏は所属会社の異動により、交代に昆布佳久氏が対応する 事になった。なお、昆布氏の任期は規約により小松氏の残り期間です。
なお、昆布新理事は出席していただいていたのでご挨拶を受けて、特に問題なく承認された。
- (7)中島担当役員、大野嘱託職員の契約更新
- 中島担当役員は4月契約更新、大野嘱託職員は6月契約更新をしました。事後になりすみません。との説明があり、特に問題なく承認された。
- (8)「Inter BEE 2014」に対する協力名義の使用許可
- 配布別紙資料による説明を受ける。
平成26年5月22日に(一社)日本エレクトロニクス協会より、昨年に引き続き協力名義の使用許可の要請があり、事務局として主旨に添い協力することにしたい。
開催場所・期間
会期:2014.11.19.(水)~21.(金)の3日間 会場:幕張メッセ
特に問題なく承認された。
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7.次回理事会
平成26年10月8日(水) 午後3時00分~5時00分
中野サンプラザ 6階 フラワールーム
以上、議事進行に感謝して、議事を終了した。
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