場 所 NHK青山荘  

日 時 平成14年3月8日 15:00〜19:00
出席者 
伊藤泰宏(NHK)、和栗 敏(NHK)、綿引澄男(NHK)、古澤 誠(NHK)、吾妻光良(NTV)、原 泰造(NTV)、河相陽一郎(TBS)、小山孝一(CX)、相馬 厚(CX)、安井 功(ANB)、土屋政治(ANB)、西山恵美子(TX)、高田 滋(民放連)、八幡泰彦(特ラ連)、田中章夫(特ラ連)、根本貞臣(特ラ連)、大野正夫(特ラ連)、青木茂之(特ラ連)、木村和子(特ラ連)
敬称略
現在の運用連絡に対しての特ラ連の基本的考え方
1 FPU協定に基づいた放送局からの運用連絡は幹事局から
2 特定ラジオマイク(WLマイク)の運用連絡は直接特ラ連へ、を基本として処理させていただいている。個々に連絡のある地域もある。また放送局と幹事局からダブって連絡がある場合もある。FPU協定の覚書にはっきりした連絡方法が明記されていない。WLマイクを外で使用するということは、自社を出て使用という意味であり、野外もホール等での使用も含まれる。これがないとトラブルの原因となりやすい。いずれにしろ、屋外使用連絡はすべて欲しい。
  以上を基本的な考え方として以下のことを話し合いました。
(1) FPU使用時のWLマイク
 ・放送局 WLマイクは800m離れればまず大丈夫と思われる。会員へ連絡してくださいという指示に従って連絡すると、担当者がいなかったり、当日使っていなかったり、ということがある。できれば使う日に連絡が欲しい。
 ・特ラ連 固定(マイクを常備している場所)のホールやホテルなどの使用状況を全部把握することが難しく、一応いつも使っている、ということにして処理している。ご迷惑をおかけしないようにと、多少オーバー気味になっている部分もある。定期的なマラソンや駅伝などは放送局はもうご存知のように、7,8ヶ所連絡しなければならず、お互いに慣れてきているのでご理解いただきたい。
 ・放送局 FPUの1,3chを使用時、WLの2,4chは問題なく使用出来る。
(2) 放送局の18時以降と土、日の問題
 ・放送局 東京民放5社、中継責任者会議で平日10時から18時の間はOFDMとWLマイクの使用を受け付け、各放送局と特ラ連への連絡はしているが、18時以降は直接各局に知らせる方法がよいのではないか、という話が出た。幹事局から、土日と平日の10時〜18時以降は直接特ラ連で連絡処理をお願いできないか、という要望があった。
 ・特ラ連 平日9時30分〜18時、土曜日は10時〜15時。日曜日は休みを原則としている。
(3) 放送局同士のWLマイク使用についても連絡調整
 ・放送局 放送局同士の調整をお願いできないか。
 ・特ラ連 FPU協議会というのがあるはずで、原則として放送局さん同士でやっていただいていると思って処理している。
(4) 会員と放送局間のトラブルは特ラ連がバッファーとなって処理
 ・特ラ連 (2)でも触れたように、固定の施設、また会員がホール等へ持ち込んで作業するとき、連絡のない放送局のWLマイクがトラブルを発生したことがある。この場合特ラ連へ事前の連絡が是非ほしい。そのような場合、双方へ連絡している。今後とも放送局と会員の間のバッファーとしての役目は果たしていくつもりである。
(5) イベント時の取材について
 ・特ラ連 例としてモーターショーについて説明した。モーターショーは基本的にはWLマイクの使用は禁止しているようですが、ショーの事務局に登録されたA型WLマイクは特ラ連の管理により使用可能となっている。仕込みやリハの時にはほとんど周波数配分が決定しており、取材等で使用する場合は早めに連絡がほしい。また一般公開の初日に明らかに許可を得ていないと思われる取材等がある。
(6) 送り返し(着信確認)の問題
 ・放送局 運用連絡をFAXで送ったが、着いたかどうか送り返しがない。
 ・特ラ連 東北地方の放送局からは、送り状にサインして送り返すという方法がとられている。連絡用紙にその旨明記されていれば当方でサインしたものを送り返すことは可能である。
(7) その他
 ・特ラ連 クリアな環境で使うことを前提にしておりご理解いただきたい。今後も会員と放送局との調整につとめたい。そのためにはできるだけ連絡をお願いしたい。

 以上が当日の議事録の概要ですが、双方ざっくばらんな話し合いが出来たと思います。
 次回は東京を離れて、各地の幹事社との懇談を計画したいと思います。その節は会員の皆さんに声をかけますので、是非ご参加ください。 
                         
まとめ 大野