[ご 祝 辞 要 旨] |
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社団法人・日本民間放送連盟・事務局次長 工藤 俊一郎 様 |
特定ラジオマイク利用者連盟創立10周年、心からお祝い申しあげます。 お聞きするところによりますと会員数は500を超え、会員所有のマイクも5200本になるとのこと。このような強固で大きな団体に育て上げられた関係者のご努力は大変なものであったろうと改めて敬意を表すとともに、発足に携わった一人として感無量の気持ちでございます。 現在A型ワイヤレスマイクで使っております800メガ帯は、昭和50年代には各テレビ局にFPU用周波数として個々に割り当てられておりました。その後UHF局が誕生したことなどで見直しが行われ、58年に現在のような800メガに4つのチャンネルが全国的に割り当てられました。更に数年後、そのうちの一つをラジオマイクに共用したいというお話で、民放連の技術委員会内は蜂の巣をつついたようになりましたが、放送局もマイクが使える、運用調整を徹底することで相互の混信妨害を避けることが可能と説得、何とかおさまりました。 このような運用調整のための団体が会費制で成り立って行くのか、設立の相談に集まった皆さんも自信がありませでした。初代事務局長の三崎さんも不安だったと思いますが、いつもニコニコ顔でいらしたので救われたことが思い出されます。設立後「特ラ連レポート」で会員の増加や調整の成果を拝見し、本当に安心いたしておりました。 今後、新たにイヤーモニターも加わるようで、ますます運用調整業務の困難さ、重要性が増してまいりますが、今まで以上に互いが譲り合いの精神を強く持ち、成果をあげていただきたいと思います。それでは乾杯をさせていただきます。ご唱和ください。 |
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