より一層の組織強化とモラルの向上
新たな10年に向かって
 
 「おかげさまでわれわれの特ラ連も10周年を迎えることができました。とくにこの1年はイヤーモニターの実現が大きな課題でしたが、この総会ならびに10周年に間に合うように制度化することができました。新しいイヤーモニター用ラジオマイクも、これからワイヤレスの世界の中で大いに活躍していくものと思います。
 発足から10年間、運用連絡というのは本来、マイクを持っている個人個人がやるべきことなのを組織が代わって行おうというのですから、手本になる組織もなく、本
当に手探りでやる以外ありませんでした。現在は会員も増え、運用調整の連絡もコンピュータを駆使するまでになり、ようやくここまできたなという感じとともに、運用連絡に対するノーハウの自負を持つまでになりました。
 連盟発足の目的だった放送局のFPUとの調整は、主体がマイク対マイクの調整に移り、放送局からの綿密な連絡もいただくようになり、会員の使用モラルもじょじょに向上しております。デジタル化も手の届きそうなところまで近づいております。公益法人化を目指した整備も必要です。また新たな10年に向かって、組織の強化、使用モラルの一層の向上に努力をしてまいります。これまでのご指導、ご支援ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。」
 (八幡理事長の総会ならびに発足10周年記念祝賀パーティでの挨拶から)

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