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特ラ連発足10周年を記念して |
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特ラ連10周年おめでとう 株式会社ホリプロ 代表取締役会長 堀 威夫 (初代特定ラジオマイク利用者連盟 理事長) |
特ラ連の十周年をお喜び申し上げます。 発足時、ひょんな事から理事長をお引き受けするはめになった関係で、特別な思いを持ちました。その後、八幡理事長以下、会員、役職員の皆様のご努力で、ここに無事十周年を迎えられたことに敬意を表します。 さて、ワイヤレスの誕生は、私たちにとって画期的な出来事でした。特にエレキギター弾きだった私は、当時(ワイヤレスが無かった)、ステージの出入りで、コードが足に引掛かり、演奏不能になったり、とてつもなく大きなノイズが出たり、と度々泣かされました。 それが今や自由自在にステージを駆け廻る事さえ可能になった事は、まさに画期的とも言えるでしょう。 ミュージカルの世界でも、大きく舞台構成が変化しました。大劇場における興業が可能になりましたが、反面、芝居心と言うか、音として届いて、心が届きにくい等、問題点がなしとは言えない様です。益々のテクノロジーの進歩に伴い、どんな問題が生まれようとしているか、機械音痴の私には、計り知れない事です。 特ラ連とユーザーの皆さんとの連携も、順調に機能し、混信等のトラブルも激減していると伺っています。 二十一世紀に向かって、連盟の益々の発展と、ニュー・テクノロジーの開発から生まれる新しいライブパフォーマンスに期待しつつ、心から祝杯を上げさせていただきます。 |
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