このたびは学生部門努力賞をいただき大変嬉しく思います。
「正義の味方 女子高校生マン」は昨年、3年実習として制作した約10分の作品です。 子供の頃から地味でいじめられっ子だった主人公の美紀が、ヒーローだった父の死をきっかけに学園の悪と戦う女子高校生マンとして生まれ変わる、というストーリーです。 モノローグと音楽でテンポのよい作品作りを目ざし、アクションシーンの効果音作りではとても苦労しました。 また、台詞は同時録音にこだわりたいと考えていたので、ガンマイクやワイヤレスマイクを駆使し、モノローグ以外は現場で録音した音を使うことが出来ました。 現場録音からダビングまですべての工程を担当したことで、映像作品における音の持つ力を強く感じました。 大学での授業はとても実践的で、日々新しいことにふれ、映画だけでなく音楽録音なども学んでいます。同じ志を持つ仲間との学生生活はとても面白く、より高い向上心を持つことができます。 今年は卒業制作の作品作りを行っています。大学生活で学んだことの集大成として、これからの第一歩となる作品を作りたいと思っています。 今回の受賞は、卒業制作及び就職活動への大きな励みとなりました。ありがとうございます。 日本大学藝術学部 映画学科 撮影・録音コース 小原 愛里沙
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