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このたび功績賞を頂きました「ヘンリー六世」は、新国立劇場の自主制作演劇の集大成とも云える規模の公演で、上演時間も延べ10時間に及ぶ大作となりました。
今回の作品は、38人に及ぶ出演者全員にワイヤレスマイクを装着し、奥舞台から客席まで約2400uに渡る広大なアクティングエリアすべてをカバーする必要がありました。そのシステムをご提供頂きましたゼネラル通商鰍フ石川氏・河端氏、そしてそれぞれの情景で常にナチュラルな音像を演出し、また限られた時間での38波分のワイヤレスケアを支えたスタッフワークに負う所が大きいと思います。
今後、ワイヤレスシステムの進歩と共に、運用技術もより確かなものにしてゆきたいと思っている我々にとって、今回の受賞は大きな励みになりました。ありがとうございました。
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