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 Inter BEE 2006が11月15日から17日の3日間、幕張メッセ(展示ホール1〜8)において開催され、過去最大規模となる733社が1,886小間を出展し、登録来場者数も過去最高の34,471人となりました。
 ワイヤレスマイクではデジタル伝送化の現実味が増している昨今ですが、ここでは国内外メーカーの最新ワイヤレスマイク関連を中心にご紹介します。 

オーディオ部門会場 松下電器産業

松下電器産業:
RAMSAシリーズは、音質に磨きをかけ、電池残量表示やAX帯/A帯の切替え送信が可能となった。また、特定有害物質を規制するローズ規制に対応している。

タムラ製作所:デジタルワイヤレスマイクを参考出展。実際に電波を出して試聴することができた。リニアリティの高い音が印象的であった。 

タムラ製作所 日伸音波製作所

日伸音波製作所:
根強い人気を誇るMaxonワイヤレスマイクを出展。ボディ構造の改善(UH5S)やソフトアンテナの採用(UT5P、T8M)で、音質とともに耐久性も重視している。

オタリテック:TRANTECの超小型送信機をはじめ1ch/2ch/8chの各受信機を紹介していた。赤外線ポート経由で、Palm→受信機→送信機と、セットアップが容易にできそうだ。
オタリテック ゼネラル通商

ゼネラル通商:
SENNHEISER 48chシステムは受信機の各チャンネルのフィルター性能を向上させることで実現するという。また現場の要望に答えた新送信機SK5212を発表した。

ヒビノ:SHURE独自のARCを採用。レベルに応じて圧縮比率を切替えクリアな音質を得ている。送信機は充電池でも使用でき、現場での運用実績を積んでいるとのことだ。

ソニー:チューナーベースユニットがPB-860となり、1台でA型/A2型/B型チューナーの混在が可能となった。また、送信機電池残量モニター等のインジケーターが充実した。
ヒビノ ソニー

アツデン:取材現場で活躍するプラグイン送信機UX-1000IIを出展。リポート映像等で馴染み深いが、ガンマイクでも即ワイヤレスにできる。確実にロックできるコネクタ付き。

アツデン オーディオテクニカ
                    
オーディオテクニカ:アンテナフィルターATW-F800を参考出品。RF信号をA2L/A2H/AL/AH/Bの帯域に分割することで各帯域6ch、合計30chの運用が可能になるとのこと。

アプローズ システム:新ディバイダーMAX-7000を出展。RF信号を1IN/4OUTする。単3形乾電池×2本で駆動。現場の多様な要望に答えた製品といえるのではないか。
    
アプローズ システム エス・シー・アライアンス
        
エス・シー・アライアンス:FLYING MOLE社デジタル・パワーコンディショナーの説明をいただいた。ピュアな正弦波の電源を供給、音響機器に用いると音質的にも好結果が得られるという。

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