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 その日はめずらしく夫婦で映画を見て、夜、家に帰ったのは9時半過ぎ。テレビのスイッチを入れると、あの世界貿易センタービルの映像が飛び込んできました。そして2機目がビルに体当たりしたのです。ドラマか、映画か、と漠然とした感覚は、すぐ現実に戻されました。あまりにもタイミングよく?見たので、より忘れられない映像になってしまったようです。ミレニアム、新世紀とつづいて、大騒ぎのカウントダウンで開けたこの2年間。騒ぎの総決算のような事故に感じてなりませんでした。
 師走になってようやく、皇室の明るいニュース。その延長として、今年は忘れられないような明るい映像を多く見たいものです。 
(根本)
 昨年も例年のごとく大変忙しい年でした。ハンドブック改訂版の編集と監修、隔月発行の特ラ連レポートの原稿書きと編集、それに通常の運用連絡の処理で毎日コンピュータと格闘しておりました。アナログ人間の最たるわたしでしたが、ここ数年はすっかりデジタルの洗礼を受け、すっかり無抵抗になりました。このようなことから真空管とICのハイブリッドD/Aコンバータを2台ほど作りゴキゲンな音を聴いております。将来はSACDを導入する予定です。もちろんLPレコードも聴きます。本年もよろしくお願いいたします。
(大野)
 「50億年先の未来、太陽は燃え尽き、70億年経つと宇宙の星も、ブラックホールでさえすべて消滅し、真空のパワーが限りなく宇宙を広げていく…」そんな番組を見た翌日、玄関先のプランターで季節を忘れた浜撫子が咲いた。細い身体に白い花をつけてゆれていた。道なりのブロック塀に、その身体の大きさ由に季節を越えたのだろうか、大きなカマキリがしがみついていた。70億年経つと、何もかも無くなってしまう。「今生きているなら、みんな頑張れ!」と、エールを贈った。みんなの中には、勿論自分も含めて。2002年も頑張ります!
(木村)
 暖房器具を買い換えようと電気店を回った。そこで見た昔ながらの反射型の石油ストーブのキャッチコピーが面白かった。『停電の時も使えます』。なるほど、電池の力で簡単に火がつくストーブは、ファンヒーターのようにAC電源を必要としない。電気がいかに大切であるかを思い知らされた気がする。電気といえば、ワイヤレスマイクの電源部を充電式にという意見が以前あった。バッテリー技術がかなり進歩している現在、はたして不可能なことなのだろうか。環境の面や、電池交換の煩わしさから開放されるということで、実現するよう期待している。今年も頑張ります。よろしくお願いします。
(青木)