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平成22年通常総会報告

特定ラジオマイク利用者連盟は今年の7月で20周年になりますので、平成22年6月11日(金)、東京都北区「北とぴあ」での22年通常総会は設立20周年記念行事も合わせて開催されました。

1 ワイヤレスマイク機器展13:00〜17:5514階 スカイホール
2 22年通常総会13:10〜14:007階 第1研修室
3 第10回功績賞表彰式14:30〜15:0014階 カナリヤホール
4 設立20周年記念総会セミナー15:00〜17:3014階 カナリヤホール
5 懇親会18:00〜20:0016階 天覧の間

会場風景

1 総  会  

理事長 田中専務理事の司会で行われました。
 出席者39名、委任状提出者175名で、規約22条の通常総会開催のための、正会員の10分の1を超えており通常総会は成立しました。

理事長挨拶
 「これからも先のことを充分考えて行動していきたいと思います。会員及び所有しているワイヤレスマイクも増えており、社会的な責任はますます重くなっています。この時代を良く認識して、時代に先行する体制で臨み皆様のご協力の下、実のある連盟にしていきたいと思っています」との挨拶がありました。
第1号議案
平成21年度事業報告・21年度収支決算ならびに監査報告
木村事務局次長/國枝氏/金子氏  平成21年末(平成22年3月31日現在)、会員数は.892会員の所持するA型ワイヤレスマイクは11,928本(イヤーモニターも含む)であります。当連盟事務局へ寄せられる運用連絡は1日平均177件になりました。調整連絡の発信数は71,019件で、東京モーターショー等のビッグイベントの開催年でありましたが例年並みの平均的連絡・調整数を若干上回るに留まりました。以下の項目について事務局より補足の説明があった。
  1. 会員数と所有ワイヤレスマイク数の推移
  2. 運用連絡・調整関係
  3. 免許申請
  4. 新システムの開発
  5. 事務局要員体制
  6. 情報収集と調査研究
  7. 理事会ならびに各委員会
  8. 組織と管理
  9. 平成21年度収支決算並びに監査報告
収支計算書、正味財産増減計算書、貸借対照表の内容については事務局より説明、監査報告は監事の金子、國枝両氏を代表して金子監事が報告された。
第1号議案は満場一致で可決されました。
第2号議案
平成22年度事業計画(案)・平成22年度収支予算(案)
田中専務理事(現・理事長)  経済状況は引き続き明るい方向にはならず、デジタル化も進まない状況である。その中で来るユビキタス時代に向けたシステムの開発、検定制度の立ち上げ等を積極的に対応していきたい。
 この様な経済情勢の下で30会員前後の増と思われます。所有本数は新規によるものと、更新時の追加などの例が増えているが、全体の本数の増加は鈍いものと思われ、約330本程度と想定しました。以下の項目について事務局より補足の説明があった。
 以下主要項目を記します。
  1. 会員数と所有ワイヤレスマイクロホン本数
  2. 運用連絡・調整
  3. 免許申請
  4. 新システムの開発と本格運用
  5. 事務局要員体制
  6. 情報収集と調査研究
  7. 理事会ならびに各委員会
  8. 組織と管理
  9. 平成22年度収支予算案
第2号議案について、事務局より説明があり、満場一致で可決されました。
第3号議案
その他
 特にありませんでした。
 八幡泰彦理事長の閉会の挨拶をもって、総会は終了しました。
事務局より
 22年度理事体制の報告として八幡泰彦新会長、田中章夫新理事長そして出席理事の挨拶を受けた。
22年度の理事の皆さん

2 ワイヤレスマイク機器展13:00〜17:5514階 スカイホール
出席者 150名

設立20周年記念総会セミナーの併催行事として開催されました。「出展9社(ワイヤレスマイクメーカー10社)の製品と特ラ連の計10ブースが設けられ、各ブースではデジタルワイヤレスマイクを含め最新の機器を紹介していただきました。また参考出展として特ラ連発足当時の機器も展示されました。
 ご協力いただいた出展社はゼネラル通商(株)、(株) 日伸音波製作所、TOA(株)、ソニー(株)、(株)オーディオテクニカ、パナソニック(株)、ヒビノ(株)(AKG/SHURE)、(株)タムラ製作所、ゼンハイザージャパン(株)(順不同)です。詳細は116号に掲載します。

機器展会場
3 第10回功績賞表彰式14:30〜15:0014階 カナリヤホール
4 設立20周年記念総会セミナー
「A型ラジオマイクの賢い運用方法」
15:30〜17:3014階 カナリヤホール
出席者 115名

ワイヤレスマイクの運用方法の違いを、舞台、テレビ、映画それぞれについて芝居仕立てにして行いました。わかりやすい内容で、たいへん好評でした。詳細は116号に掲載します。

セミナー風景
5 懇親会18:00 〜 20:0016階 天覧の間
出席者 111名

「設立20周年記念パーティー」として招待者47名、会員と事務局関係者その他59名。総務省からは、総合通信基盤局 電波部移動通信課第一技術係 係長 金子 稔 様、同 主任 江尻 美行 様、同 主任 小幡 利幸 様、同 第二業務 濱村 浩之 様他合わせて5名、トータルとして111名の多くの方達と共にお祝いの喜びを分かち合いました。

懇親会風景
八幡泰彦当連盟新会長より挨拶

八幡会長本日はご多忙中にもかかわらずお集まりいただき有難うございました。
 記念行事のセミナー、機器展には皆さん方の関心が集まり、会場は熱気にあふれていました。
 ワイヤレスマイクは今や必需品となり、必ず手元にあるのが当たり前になり、特ラ連の使命は増々重くなってきます。このワイヤレスマイクを積極的に使用して、新しい音声の世界を構築したいと思います。これからの特ラ連が皆様のお役に立つにはどのようにすべきか、お知恵をさずけていただければ幸いです。

(1)ご来賓の挨拶
 @ 総務省 総合通信基盤局 電波部移動通信課第一技術係 係長 金子 稔 様

金子 稔氏本日は特定ラジオマイク利用者連盟(以下、特ラ連)設立20周年記念、おめでとうございます。これまでの特ラ連においては、FPUと特定ラジオマイクの調整について多大な協力をいただき、この場を借りてお礼申し上げます。今後もFPUとラジオマイクの関係は更に密になると思われます、特ラ連の増々のご発展を期待すると共に会員の皆様並びに会場の皆々様のご発展を祈念いたしまして、私の挨拶とします。

 A 社団法人 日本民間放送連盟 企画部 部長  竹内 淳 様

竹内 淳氏特ラ連設立20周年記念、おめでとうございます。特ラ連の会員数は900にせま  るということで、会員の所有される特定ラジオマイクの数も1万2千本になるとお聞きしました。これほどに特ラ連が発展しているということは、発足以来、私どもの(社)日本民間放送連盟、NHKそして様々な関係者のご協力とご理解があって、本日のめでたい日を迎えることが出来たと思います。
 機器展の最新の機器類を拝見し、これからの特ラ連の位置づけはますます重要になってくると思います。この20年間に培われました運用調整業務のノウハウを更に発展させ、ワイヤレスマイクの活躍の場を構築して頂きたいと思います。

 B  社団法人 日本ポストプロダクション協会(JPPA) 会長 鈴木 泰助 様

鈴木 泰助 様設立20周年記念おめでとうございます。今から20年前に比べ、大変な技術の進歩、ハードの進歩がありましたが、それを使いこなすのはわれわれであります。JPPAと特ラ連、ポジションも立場も違いますが、これからの映像文化、放送業界を支えていく技術の一員として、皆様と研鑽を重ね、放送業界に寄与して参りたいと思いますので、ご協力のほどお願いします。

(2)第10回 特ラ連功績賞受賞者紹介
 代表して、新国立劇場の上田好生様にご挨拶をいただきました。

特ラ連功績賞受賞者の皆さん
(3)乾杯
  当連盟 監事 金子孝 様
乾杯の音頭の金子氏AKB48のことなど交えたユーモラスな話から、乾杯に入りました。
 以下、懇親を深めて頂きました。
(4)中締め
  (株)映像新聞社 代表取締役会長 信井 文夫 様
中締めの信井氏 この会場のある、北区にまつわる思い出話から始まり、特ラ連の20周年行事を讃える力強い激励をいただきました。有難うございました。

  田中章夫当連盟理事長の閉会の辞で定刻通り閉会とさせて頂きました。

(田中)
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