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主   催:(財)日本陸上競技連盟、東京都
テレビ放映:日本テレビ系全国ネット
日本テレビ・特ラ連事務局  連絡総数(移動、固定とも)本番日のみ 90ケ所

平成20年2月17日(日)9:00 東京都庁スタート
 当日は快晴、スタートの新宿と銀座で観戦しました。重いカメラとレンズを三本(28ミリ、35〜80ミリズーム、100〜300ミリズーム)をかつぎ、一脚を持って新宿へ着いたのが朝の8時20分ころ。すでに都庁の周辺は想像以上の人出でまさに人の海、なんとか撮影出来そうなポジションを確保。ちょっとしたスペースで着替える人たち、握り飯を食べてる人たち、はては植え込みに小便する人たち、いやはや驚きました。
 スタート地点がどこやら見当もつかない。コース図はあるのだが、自分がいる場所を地図上で探すのも大変。結局、人だかりの多いところなら間違いないだろうという程度の見当である。会員社のテレテックがイントレの上にTVカメラをセットしていた。
 今回の観戦の目的は、日本テレビの活躍ぶりを写真に撮って、出来れば当日の担当者のご苦労を書いていただこうという虫のいい考えであったが、結局私が書くことになった。
 遠くに煙が上がり、それがどうやらスタートの合図のようであった。しばらくすると、音もなく突然猛スピードで車椅子の人たちが通り抜けるのが、目の前の観客の頭の間から見えた。非常な驚きとともに感動的でした。そのあと、しばらく時間のブランクがあり、やがて大勢の人たちがなごやかに手を振りながら走り抜けていく。3万人以上のランナーでは、期待の宮崎県知事・東国原英夫氏は目撃できなかった。
 地下鉄で銀座へ出た。
 4丁目の交差点付近で待機する。遠く、日比谷の交差点を品川方面へ走るランナーが見えた。品川でUターンして来るまで沿道の人たちは待つわけである。やがて、沿道のチェックであろか、大会関係車がゆっくり通り過ぎる。日本テレビの中継車が、そして想像以上の速さでランナーが現れる。オートバイの移動カメラが来る。沿道から歓声があがり、ランナーは黙々と浅草方面へ、4丁目の交差点を左折する。
 今回の観戦は楽しかった。これは放送だけではなく、記録映画としても作ってもらいたいものである。面白いものが出来るだろう。
さて、今回の中継は、会員と放送局がお互いの立場を尊重してトラブルもなく無事終了
した、と関東広域圏FPU・ラジオマイク運用連絡協議会の懇談会で報告があった。
(大野)
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